×

旬の産直コーヒーの味わいを全国へ! 美味しいコーヒーのサステナビリティーを高めるサービスが続々ローンチ

旬の産直コーヒーを日常的に楽しむきっかけを作るプロジェクト「It`s a New Wave Campaign」を始動するベンチャー企業「TYPICA(ティピカ)」。47都道府県でのPOP UPイベントの開催や、世界中の生産者から毎月個性豊かなコーヒーが産直される業界初のコミュニティー型サブスクリプション「TYPICA CLUB(ティピカクラブ)」など、その多岐にわたる活動に注目。

「TYPICA(ティピカ)」は、高品質なコーヒーのサステナビリティーを追求するグローバルベンチャー企業。世界中のコーヒー生産者とロースターをつなぐオンラインプラットフォームを運営している。現在、実際に取引を行うボリビアの生産者を起用したテレビCMが放送中だ。

プロジェクト第1弾は、同企業でダイレクトトレードされたコーヒーを取り扱う全国各地のロースターや施設とのコラボレーション。世界中の生産者から届いた生豆を焙煎して販売する「カルチャーペアリングPOP UPイベント」を、12月11日(日)までに約200回開催する予定だ。イベント会場では1人1杯まで無料でコーヒーを味わえるため、自分の好みを確かめながら購入できる。

コーヒー愛好家をはじめ、日本全国の人々がおいしいコーヒーと出会うためのガイドサービス「TYPICA GUIDE(ティピカガイド)」も始動。コーヒー生産者をはじめシェフやアーティストなど、各分野のスペシャリスト9人が推薦したロースターによるプレゼンテーション&ブリューイングから、日本を代表する三つ星ロースターを決定する仕組みだ。先日東京ビッグサイトでイベントが行われ、東京都のコーヒー店「Raw Sugar Roast(ローシュガーロースト)」がその頂点に輝いた。

また、厳選された希少なコーヒーが毎月届く業界初のコミュニティー型サブスクリプション 「TYPICA CLUB(ティピカクラブ)」は、飲み手がコーヒー生産者に直接メッセージを送ったり、チップを手渡すことができる。チップはコーヒーのサステナビリティーを高めるためのプロジェクトに使われ、「ありがとう」の気持ちがコーヒーの未来を育む取り組みだ。2023年1月31日(火)までメンバーを募集し、4月1日(土)からコミュニティーが始動する。

他にも、コーヒー生産地にシェードツリーを植樹するコミュニティー型の森づくりプロジェクト 「OKAGESAMA(おかげさま)」や、コーヒーロースターが世界中のコーヒー生産者のもとを訪れ、現地での体験と対話を通じて変容していく過程をドキュメンタリー映像として世界へ定期配信するプロジェクト「TYPICA Lab(ティピカラボ)」も続々スタート。

今まで何げなく飲んでいたコーヒーの生産過程を知れば、その1杯への思いが変わるかもしれない。味もさることながら、生産者やロースターの顔を見てコーヒーを選ぶことも一つの選択肢に加えてみては。

text:Tomoe Tamura

【関連記事】国際ガールズ・デーに考える 世界でも特殊な「日本女性の政治意識」
【関連記事】「新たな命を吹きこむ」世界が注目する韓国人作家キム・ジュンスが作り出す革の器

関連情報

リンクを
コピーしました