【パリ通信】26歳の女性オーナーが手がけるパリ・モンマルトルの新ホテル「ホイ」に注目
2021.6.9

マリ・クレールの特派員が現地からお届けするパリの最新情報! 今回ご紹介するのはホテル学校を卒業したばかりの女性が開いたデザインホテル。日本人のフラワーアーティストも参加するなど話題になっているそう
2021.6.9
マリ・クレールの特派員が現地からお届けするパリの最新情報! 今回ご紹介するのはホテル学校を卒業したばかりの女性が開いたデザインホテル。日本人のフラワーアーティストも参加するなど話題になっているそう
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モンマルトルの麓、ピガール地区に新しくオープンした「ホイ(HOY)」は地球環境を考えたホリスティックなアプローチが話題のデザインホテルだ。ホイとはスペイン語で「今日」を意味し、House Of Yoga(ヨガの家)の頭文字を取った造語でもある。
オーナーはホテル学校を卒業したばかりの若干26歳のシャルロット・ゴメ(Charlotte Gomez)。「都会の中のオアシスのような、前衛的でありながらホッとできる空間のホテルを作りたかった」と語る。
入り口では日本人フラワーアーティスト、チアキ・コウカミによるクリエイティブな花屋「ラ・フロレリア(La Floreria)」が出迎えてくれる。その奥にある肉、魚、卵、クリーム、ミルクを一切使用しないヴィーガンレストラン「メサ(MESA)」では美味しいヘルシーフードが楽しめる。
さらにホテルには赤外線を完備したホットヨガルームが併設されていて、デトックスヨガで注目を集めるヨガスタジオ「ユージヨガ(YUJ YOGA)」による6つのコースがレベルごとに受講できる。客室内にテレビはなく、アメニティやタオルはすべてオーガニック製品というこだわりだ。
泊まるだけでなく、お茶をしたりヨガを習ったりと気軽に立ち寄ることもできるから、ここを訪れた人は、花と緑に溢れる気持ちの良い空間に癒やされること間違いない。
HOY(ホイ) 住所:68 Rue de Martyrs 75009 Paris 公式HP:https://www.hoyparis.com
シングル・スタンダード195ユーロ、ダブルルーム・スタンダード 210ユーロ、ダブルルーム・デラックス 310ユーロ
須山佳子
すやまけいこ marie claireパリ特派員。東京生まれ、パリ在住20年。大学を卒業後パリに渡り、INSTITUT FRANCAIS DE LA MODEでファッション経営のMBAを取得。ファッション界で働いた後、日本の美容とライフスタイルブランドを欧州市場へ紹介するコンサルティング会社と、ECサイトhttp://www.bijo.parisを立ち上げる。高級デパート「 ル・ボンマルシェ」に定期的に招待され、年に数回ポップアップを開催している。公式Instagram: @keikosuyama_paris
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