「カ・デル・ボスコ」は、イタリア北部、ミラノにほど近いイゼオ湖畔の丘陵地帯・フランチャコルタを代表するワイナリー。同地で作られるフランチャコルタ・ワインは、イタリア最高峰の高級スパークリングワインとして知られている。

1970年代初頭から長い歴史を持ち、ブドウ栽培とワイン醸造のパイオニアとして知られる「カ・デル・ボスコ」は、現オーナーのマウリツィオ・ザネッラ氏によって、今日最もモダンで最先端のワイナリーへと変貌(へんぼう)を遂げた。
今回紹介したいのは、そんな「カ・デル・ボスコ」の「キュヴェ プレステージ エディツィオーネ 47」。「キュヴェ プレステージ」に用いられるベースワインは、厳選されたブドウ房と、カ・デル・ボスコ方式に則った、熟練の醸造技術によって生み出されている。

ブドウは手作業で収穫され、小さなコンテナに入れられた後に選別と冷却が行われる。そして、熟練の目と手によって選ばれた房は、独自に開発された「ベリースパ」を通る。「ベリースパ」は、ブドウ房を三つの浸漬タンクを経て丁寧に洗浄し、専用トンネルでしっかりと乾燥させる特別な渦流式洗浄装置。この画期的なシステムのおかげで、極限まで酸化防止剤の使用を抑えることができる。

ブドウのストレスを最大限抑えるため、酸素を遮断したプレス機で搾汁されたすべてのベースワインのマスト(発酵が始まる前や発酵中のワインの原料)は、温度管理されたステンレスタンクで発酵させられ、7か月にわたり熟成。その後、キュヴェを生み出す「魔法の儀式」と呼ばれる慎重なブレンド作業が行われる。

さらに最低2年間、澱(おり)と一緒に熟成させることで、その豊かな味わいと個性を表現。デゴルジュマン(澱抜き)は酸素を遮断した環境で行われ、カ・デル・ボスコ独自の特許取得済みプロセスによって実施される。この工程により酸化ショックが防がれ、亜硫酸の添加が不要となるため、フランチャコルタはより純粋で魅力的、かつ長寿命なワインに仕上がっている。

「キュヴェ プレステージ エディツィオーネ 47」には、2022年のヴィンテージワインと、2020・21年のリザーヴワインをブレンド。しっかりとした骨格を持ち、心地よいフレッシュな酸味が感じられる。豊かな果実味や、優れたシトラスのニュアンスを伴う味わいが特徴だ。
「キュヴェ プレステージ エディツィオーネ 47」¥7,260(税込み)
伝統的な手法に加え、ストレスフリーな醸造、さらに積極的に最新技術や設備をそろえていることで、世界的に高く評価される「カ・デル・ボスコ」。これまで、世界最高峰のデザインの祭典「サローネ・デル・モービレ・ミラノ」のオフィシャルパートナーを13年連続で務め、国際的なデザイン界が集結する創造性あふれる舞台においても、イタリアワインの卓越性を発信し続けている。

フランチャコルタの代名詞とも呼べるワイナリー「カ・デル・ボスコ」が生み出す至高の一杯を、ぜひ味わってほしい。
text: Tomoe Tamura
「カ・デル・ボスコ」公式サイト:
https://www.cadelbosco.com/en/