脳の活性化に! 認知能力の維持に役立つ「いつもの習慣」簡単アレンジ術

Lifestyle

2026.08.27

脳の活性化に! 認知能力の維持に役立つ「いつもの習慣」簡単アレンジ術  

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ウィル・スミスやヒュー・ジャックマンをはじめ、セレブやトップアスリートのコーチを務め、インスタグラムで約250万人のフォロワーを持つ、記憶力や学習法の専門家Jim Kwik(ジム・クウィック)氏。著書『LIMITLESS』が米紙『The New York Times』でベストセラーにもなった彼によれば、普段なにげなくおこなっている日々の習慣にちょっとひねりを加えるだけで、脳を刺激することができるという。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。
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記憶の専門家によると、毎朝行うこのシンプルな習慣が脳の健康に役立つ

・「いつもと反対の手」で歯を磨く

・脳の健康のために毎日できること


記憶の専門家によると、毎朝行うこのシンプルな習慣が脳の健康に役立つ

もしも若々しく冴えた脳を保つ鍵が、日常のちょっとした習慣にあるとしたら? 記憶の専門家によると、いくつかの意外なエクササイズを行うだけでも、脳の神経細胞を刺激できる可能性があるという。普段の生活を大きく変えることなく、冴えた頭脳を保つために簡単に取り入れられる方法を紹介しよう。

質のよい睡眠をとる、健康的な食事をする、運動するなど、脳を守るためにできる習慣は数多くある。そのような生活習慣を日々心がけることは、脳の健康を保つことにもつながる。とはいえ、こうした習慣を続けるには、それなりの努力と計画性が必要だ。健康的な習慣をすべて実践するのが難しい場合でも、脳の健康維持に役立つ、短時間でできるちょっとしたエクササイズがあるという。

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一見何でもないような行動でも、認知能力を長く保つことにつながる可能性があると、記憶の専門家ジム・クウィック氏は米オンラインメディア『MindBodyGreen』のポッドキャストで説明している。

「いつもと反対の手」で歯を磨く

意外に思えるかもしれないが、クウィック氏によると、利き手ではないほうの手(左利きなら右手、右利きなら左手)で歯を磨くことは、脳を刺激するのに特に効果的だという。そうすることで、脳の普段とは異なる部分が刺激されるためだ。(脳には、経験や学習に応じて神経回路の働きなどが変化する「神経可塑性」という性質があり、2019年に学術誌『NeuroRehabilitation』に掲載された研究では、利き手ではない手で慣れない運動課題を繰り返すことで、運動能力の向上と、運動に関わる脳のネットワークの活動変化がみられるという結果が示されたそう)。

しかし、それだけではない。「今この瞬間に、意識を向けざるを得なくなるのです」とクウィック氏は付け加える。実際、歯磨きはあまりにも無意識に行っている日常の動作なので、歯を磨く3分間にも、まだ終わっていない「やることリスト」についてあれこれ考え続けてしまいがちだ。

一方、いつもとは反対の手で歯ブラシを持つと、普段より少し難しくなることで、意識を今この瞬間に戻すことができるという。つまり、朝起きてすぐに、思いがけずマインドフルネスを実践する時間を持てるというわけだ。「このように朝一番、この実にシンプルなタスクを行うことで、その日一日をうまく過ごすためのよいスタートを切ることができるのです」とクウィック氏は続ける。

脳の健康のために毎日できること

認知能力を維持するために心がけたいことは、もちろんこれだけではない。たとえば、短い距離を後ろ向きに歩いたり、利き手とは逆の手で食事をしたりする方法もある。歯磨きと同様に、この2つのエクササイズも、日常生活ではあまり活用されない能力を脳に使わせるトレーニングになるという。

また、頭の“ワークアウト”のために、記憶力を鍛えることも意識したい。その方法はさまざまで、どんなに小さなことでも取り組む価値がある。たとえば、GPSに頼らず記憶力を使って目的地を目指したり、外国語の単語を毎日いくつか覚えたりする習慣は、脳の老化を遅らせるのに役立つ可能性があるという(英科学誌『Scientific Reports』に掲載された研究によると、日常的にGPSを多く利用する人ほど、GPSに頼らず自力で目的地を探す際の空間記憶能力が低い傾向にあることが示されている。空間記憶には、記憶を司る脳の海馬が重要な役割を果たす)。

最後に、瞑想(めいそう)は頭が冴えた状態を保つために特に効果的な習慣のひとつだ。瞑想を行うことによって、不安やストレスを和らげ、ネガティブな感情の影響を軽減し、睡眠を改善する効果が期待できる。これらはいずれも、脳に悪影響を及ぼす可能性がある要因だ。

フランス国立保健医学研究所(Inserm)も、瞑想によってこれらの脳への影響が軽減され、それが脳の老化に対して、好ましい効果をもたらす可能性があるとしている(ただし、Insermが2022年に発表した研究では、瞑想による注意力などへの好ましい影響はみられたものの、脳の老化への効果については、さらなる研究が必要とされている)。もちろん、脳をできるだけ鍛えようとして、普段の生活にたくさんのエクササイズを詰め込む必要はない。むしろ、スケジュールが立て込んでいるとストレスを招き、メンタルヘルスに逆効果を及ぼす可能性がある。

とはいえ、日々の生活の中にマインドフルネスのエクササイズをいくつか取り入れることは、思っている以上に効果が期待できるかもしれない。ここで紹介した方法から1つか2つを選び、毎日の習慣として実践してみるといいだろう。すぐには効果を実感できないかもしれないが、長期的には、こうしたちょっとしたエクササイズが、年齢を重ねる上で脳の機能を維持するのに役立つ可能性がある。

※( )内編集部注

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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This article was originally published by Rosa-Lou Boccard-Seltzer on Marie Claire FRANCE

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