今年5月にポーランドを訪れ、たくさんの料理を味わいました。どれも日本人にも好まれそうな味わい。そのおいしさにすっかり魅了されてしまいました。今回は、私がワルシャワで実際に味わい、心に残ったポーランド料理をご紹介します。
ピエロギ
ポーランド料理といえば、まずは「ピエロギ(Pierogi)」。見た目は日本の餃子(ギョーザ)に似ていて、小麦粉の生地であらゆる具材を包んでいます。具はジャガイモやチーズ、きのこ、肉などさまざまで、ゆでたものと焼いたものがあります。
家庭料理の定番として親しまれていますが、レストランでは美しい一皿として提供されることも。私がレストランで出会ったのは、モダンで洗練されたこんなスタイルのピエロギです。
ELIXIR by Dom Wódki にて
https://restauracjaelixir.pl/
「ELIXIR by Dom Wódki」は、ポーランド料理とウォッカのペアリングで知られる人気レストラン。「チーズとトリュフのピエロギ」は、グリーンアスパラガスやワイルドガーリック、キクイモを添え、中にはカッテージチーズ、ジャガイモ、白トリュフが入っています。アスパラのグリーンがさわやかで、風味豊かな前菜でした。
Opasły Tom にて
https://www.kregliccy.pl/restauracja-polska-warszawa-opasly-tom?lang=en
かつて書店だった建物にある、おしゃれなレストラン「Opasły Tom」では、モダンなポーランド料理を楽しめます。季節の前菜メニューだったのは、トリュフを贅沢(ぜいたく)にのせたピエロギ。トリュフソースと卵黄を絡めるとリッチで奥行きある味わいに! ピエロギの新たな可能性を感じる一皿でした。
ジューレック
ポーランドは「スープの国」と呼びたくなるほど、スープ文化が豊かです。数あるなかでも私が魅了されたのが、「ジューレック(Żurek)」。とてもおいしくて、ワルシャワ滞在中は見つけるたびに注文していました。
ELIXIR by Dom Wódki にて
ジューレックは、発酵させたライ麦を使って作るポーランドの伝統的なスープです。ゆで卵やソーセージ、ベーコンなどが入り、発酵由来のやさしい酸味と深いうま味が広がります。長距離フライトで疲れた体にじんわりと染みわたり、心も温まりました。
Pyzy, Flaki Gorące! にて(右がジューレック)
https://www.pyzyflakigorace.pl/
ワルシャワの家庭料理や庶民の味を楽しめる「Pyzy, Flaki Gorące!」では、瓶入りのジューレックを提供しています。気軽に味わえておいしく、パンを添えれば大満足の一食に。(このお店では、ジャガイモの団子「ピズィ(Pyzy)」もおすすめです。)
ビーツ
ポーランドでは、ぜひビーツ(Burak)を味わうべき! 市場を訪れたら、新鮮なビーツが並んでいました。

ポーランドでは、ビーツはサラダや付け合わせのほか、スープにも使われます。美しい色合いとやさしい甘み、豊かな風味が魅力。ポーランドの食卓を彩っています。

サラダを見つけたら、たっぷり味わってください。おいしいだけでなく、葉酸や食物繊維などを含み、栄養バランスにも優れています。ビーツを使った真紅のスープ「バルシュチュ(Barszcz)」もおすすめです。