屋外で過ごすのが心地よい季節が到来。ホテル、デパート、博物館などの屋上やテラスから、パリの美しい眺めをフードやドリンクとともに楽しめる人気「ルーフトップ」スポットを紹介する。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。
この夏、誰もが訪れたくなるパリのルーフトップ・スポット
2026年の夏にぴったりなタイミングで、パリのいたるところにルーフトップ・バーが次々と登場。パリの名所や「トワ・ド・パリ」(オスマンによる19世紀の「パリ大改造」時期に起源を持つ、パリの街並みを象徴するグレーの亜鉛製屋根。この技術はユネスコ無形文化遺産にも登録されている)の建物が織りなす、息をのむような景色を提供している。こういった高所に位置するテラスは、美しい季節の到来に合わせて、新しい装飾、ユニークなコラボレーション、刷新されたメニュー、あるいは全面リニューアルで、新たな姿を披露している。今年は特に、いくつかの象徴的なスポットがその外観に磨きをかけた。
あるルーフトップ・バーは、夏のコラボレーションに合わせて、地中海テイストにインスピレーションを得た装飾を取り入れている。またあるホテルは、より緑豊かで落ち着いた雰囲気へとテラスを全面的にリノベーションした。空中庭園の趣向を打ち出すところもあれば、壮大な建築やパリのランドマークを一望できる絶景で勝負するところもある。セーヌ川の右岸か左岸か、シックな雰囲気かリラックスした雰囲気か、ホテルやデパートの最上階にたたずむ隠れ家的なところもふくめ、高所から「光の都」を新たな角度で楽しめる、パリで最も美しいルーフトップ・スポットを紹介する。
エッフェル塔やサクレ・クール寺院を一望、
空中庭園のような空間や高所にあるテラスなど、
パリで最も美しいルーフトップ・スポットを紹介
1. ホテル、ザ・ペニンシュラ パリの「Le Rooftop」
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このラグジュアリーホテルの最上階に位置するこの「ル・ルーフトップ」は、今シーズン、パリにインスパイアされた空中庭園のような雰囲気をまとっている。パリの街灯、ブキニスト(露店の古本屋)へのオマージュ、そして花々を散りばめた装飾が、「ザ・マッカラン(スコットランドの高級シングルモルトウイスキーのブランド)」とのコラボレーションによって、エレガントな空間を演出している。エッフェル塔とサクレ・クール寺院を正面に望むペニンシュラのルーフトップ・レストランは、ゴールデンアワー(夕暮れどきの黄金色の光に包まれる時間帯)になるとひときわドラマティックな雰囲気になる。
住所:19 avenue Kléber, 75116 Paris
2. ホテル・バリエール・フーケ・パリの「Le Rooftop」
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ホテル・バリエール・フーケ・パリの5階に位置する「ル・ルーフトップ」は、今シーズン、全面的にリニューアルし、現代的な日本庭園からインスピレーションを得た、まったく新しい演出を披露している。豊かな緑、包み込まれるようなラウンジソファ、セージグリーンの色合い、そして桜の花を思わせるピンクのアクセントが、シャンゼリゼ通りの喧騒(けんそう)を見下ろしながら、ゆったりとした時間へと誘ってくれる。存在感のある中央のバーが空間の軸となっており、その先にはパリの屋根とエッフェル塔の眺めが広がっている。
住所:46 avenue George V, 75008 Paris
3. ホテル、ラ・フォンダシオンの「THE ROOFTOP」
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2025年春にオープンしたホテル「ラ・フォンダシオン」の8階にあるレストラン「レ・ゼール」は、ニューヨークのスタジオ「ロマン&ウィリアムズ」が考案した美学を活かしている。木目調の内装、大理石、上質な素材、温かみが感じられるフォルムの家具、そしてクリーム色のソファが、真の安らぎの空間を生み出している。そして、屋上にある「ザ・ルーフトップ」では、パリの名所を一望しながらワインやシグネチャーカクテルを楽しめる。ふたりで語らうひとときにも、友人と過ごす時間にもふさわしい、世界各国の料理を囲みながらくつろげる憩いの場だ。
住所:40 rue Legendre, 75017 Paris
4. ラ・トゥール・ダルジャンの「Le Toit de la Tour」
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わずか数十席しかないラ・トゥール・ダルジャンの屋上テラスは、首都パリでも最も特別感のあるスポットの一つだ。意図的にシンプルに仕上げられたインテリアは、ノートルダム大聖堂やオスマン様式の亜鉛屋根が広がる絶景を存分に引き立てている。緑と花に囲まれたこの空間は、セーヌ川を眼下に望む隠れ家のような雰囲気を醸し出している。
住所:15 quai de la Tournelle, 75005 Paris
5. ホテル、ブラッシュ・パリの「Brach Paris Rooftop」
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パリ16区にある5つ星ホテル、ブラッシュ・パリの「ルーフトップ」はこの夏、プロヴァンスのワイナリー、ドメーヌ・ミニュティとのコラボレーションにより、南仏の別荘を思わせる「ラ・ヴィラ・ミュニティ」として登場。フレンチ・リヴィエラのエレガンスに着想を得た空間で、サン=トロペ半島の空気を思わせる色彩やディテール、プロヴァンス流アペリティフを楽しめる。
住所:1-7 rue Jean Richepin, 75016 Paris
6. プルマン パリ モンパルナス ホテルの「Le Skybar」
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プルマン パリ モンパルナス ホテルの32階に位置する「ル・スカイバー」は、めくるめくパノラマを楽しめるパリ屈指の絶景スポット(地上115mのパリで最も高いルーフトップ・バー)。果てしなく広がるスカイライン、真正面にそびえるエッフェル塔、そして足元に広がるパリの街を望むことができる。インテリアは、シャープなデザインと反射するミラーを利かせた都会的なバーといった印象で、圧倒的な眺望を堪能できるよう計算されている。夕暮れどきから、DJパフォーマンスやライブパーカッションなどの音楽プログラムが加わり、夜更けまで一段とムードを盛り上げてくれる。
住所:19 rue du Commandant René Mouchotte, 75014 Paris