ファッションを味わい、ウイスキーに酔う 「W大阪」という大人の遊び場へ

Lifestyle

2026.06.08

ファッションを味わい、ウイスキーに酔う 「W大阪」という大人の遊び場へ
イタリアのファッションブランドとのアフタヌーンティー、希少なジャパニーズウイスキーを味わう夜、16時チェックアウトという贅沢(ぜいたく)な時間。「W大阪」には、ファッションも、美食も、アートも、大人の好奇心を満たしてくれる体験がそろっている。大阪らしい遊び心とWらしい自由な感性が息づく、ラグジュアリーな遊び場を訪ねた。
Index

大人の遊び心を刺激する、大阪のラグジュアリー

N21の世界観を味わうアフタヌーンティー

希少なハイボールで夜を遊ぶ

時間まで贅沢に使う、大人のエスケープ


大人の遊び心を刺激する、大阪のラグジュアリー


食い倒れやお笑い、派手好きで人懐っこい人々。そんなエネルギーに満ちた大阪という街に「W」があるのだから、なるほど、しっくりくる。「一度泊まったら、また行きたくなる」と周囲の友人たちが口をそろえて言っていた理由も、実際に滞在してみるとよく分かった。
 
その理由のひとつは、Wというブランドそのものが持つ自由な価値観にある。1998年にニューヨークで誕生したWホテルズは、ラグジュアリーでありながらエッジの効いた感性を大切にしてきた。名前の由来は「Whatever/Whenever®(いつでも、どんなことでも)」の頭文字から。空間に自分を合わせるのではなく、自分らしい過ごし方を受け入れてくれる自由さが心地いい。
 
大阪の御堂筋沿いにW大阪が開業したのは、2021年。外観のデザイン監修を建築家の安藤忠雄氏が手がけた建物は、外から見ると潔い漆黒のビルだ。だが、扉を開けた瞬間、世界が変わる。


 人気の撮影スポットでもあるアライバルトンネルでは、折り紙と桜の花びらをモチーフにした3,000枚以上のプレートが光を乱反射し、やわらかなピンクの光でゲストを出迎える。季節によってピンク、青、黄、白へと表情を変え、プライドマンスの6月にはレインボーカラーに輝く。
 
「外は黒く、中はきらびやか」。この演出は、贅沢を禁じられていた江戸時代の大阪商人たちが、黒い着物の裏地を極彩色にして「粋」を表現した精神へのオマージュだという。ほかにも、バーカウンターは「やぐら」、DJブース前の赤いステージは「漫才ステージ」から着想を得ているそうだ。
 
地上27階、全337室に6つのレストラン&バー、スパやプールを備えるW大阪。けれど、このホテルの魅力は泊まることだけにとどまらない。ここからは、W大阪ならではの楽しみ方を紹介したい。
 

N21の世界観を味わうアフタヌーンティー

 
W大阪の3階にある「LIVING ROOM」は、昼と夜で顔が変わる。昼間はアフタヌーンティーを楽しむ洗練された空間だが、夜になるとDJが入り、照明が落ちてバーへと変貌する。その鮮やかな変わり身も、なんともWらしい。
 
今、この場所で見逃せないコラボレーションが開催されている。イタリア発のファッションブランド「N21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」とタッグを組んだアフタヌーンティーが、7月31日までの期間限定で登場しているのだ。


 デザイナーのアレッサンドロ・デラクアが手がけるN21は、シャープなテーラリングとセンシュアルなフェミニニティ、そこにマスキュリンな要素が交差する独自の美学で知られる。フェミニンとマスキュリン、クラシックとモダン。そんなブランドの持つ二面性が、ティースタンドに見事に宿っている。
 
ラインナップはスイーツ9品、セイヴォリー4品。「チョコレートムース パッションバナナ」は、濃厚な甘さの奥からトロピカルな酸味がふっと顔を出す。「ティラミス アマレットクリーム」は、伝統と現代のエッセンスが溶け合う味わいだ。さらに、「フォアグラ ムース キャラメルシート」の芳醇(ほうじゅん)なコク、ミニサイズながら本格的な「牛ほほ肉のアメリカン ホットドッグ」といった大胆な一品も並ぶ。
 
まるでランウェイのように、一つひとつが個性を放つスタンド。コーヒーと紅茶のフリーフローとともに過ごす90分は、この夏の特別な体験になるだろう。


information
N21×W大阪「N21アフタヌーンティー」
期間:開催中〜2026年7月31日(金)
時間:12:00〜 / 14:30〜 / 17:00〜(各90分・要予約)
場所:3F LIVING ROOM
料金:アフタヌーンティーのみ 7,500円〜(税・サービス料15%込)
※N21×クロミ コラボチョコレート、Tシャツ、N21×'47キャップとのセットプランあり
予約:06-6484-5812 / w.osaka.restaurantreservations@whotels.com
https://livingroom.wosaka.com/

希少なハイボールで夜を遊ぶ


夕方になったら4階へ。屋内プールに隣接する「WET BAR(ウェットバー)」では、ジャパニーズウイスキーを主役にした「JAPANESE HIGHBALL STAND @WET BAR」がスタートしたばかり。響30年、山崎25年といった入手困難な希少銘柄に加え、山崎12年、白州12年、知多、響ブレンダーズチョイスなど、多彩なラインアップがそろう。
 
バーにはウイスキーコンシェルジュが在籍しており、その日の気分や好みに合わせて一杯を提案してくれる。知識は本格的なのに雰囲気は気さくで、気づけばグラス片手に話し込んでしまう。また会いに来たくなる、そんな存在だ。


おすすめは、自分好みの一杯を仕立てるBe Spokeハイボール。選んだウイスキーに、日本各地のクラフト炭酸水を組み合わせていく。せっかくなら、特製シロップと桜のシロップを使ったW大阪オリジナルのシグネチャーハイボールも試したい。華やかな香りとやさしい甘さが広がる一杯は、大阪の夜によく似合う。
 
フードも抜かりなく、「だし巻き卵」や「ビーフフィレカツサンド Wオリジナルソース」といった、どこか大阪らしい親しみを感じるメニューも選べる。

さらにW大阪では初となるボトルキープも導入。旅や出張のたびに立ち寄り、自分の一本を少しずつ味わう。そんな通い方まで似合ってしまうバーなのである。

左は山崎にドライストロベリーを添えたBe Spokeハイボール。右はW大阪オリジナルのシグネチャーハイボール左は山崎にドライストロベリーを添えたBe Spokeハイボール。右はW大阪オリジナルのシグネチャーハイボール

手前から、ビーフフィレカツサンド Wオリジナルソース、季節の野菜スティック 燻製マヨネーズとトリュフマヨネーズ添え、だし巻き卵 明太子、大根おろし、九条ネギ手前から、ビーフフィレカツサンド Wオリジナルソース、季節の野菜スティック 燻製マヨネーズとトリュフマヨネーズ添え、だし巻き卵 明太子、大根おろし、九条ネギ

時間まで贅沢に使う、大人のエスケープ


W大阪を一泊だけで帰るのは、じつにもったいない。このホテルの魅力は、時間をかけるほどじわじわと効いてくるからだ。
 
そんなW大阪で今春から始まったのが、スイートルーム限定の宿泊パッケージ「Suite Escape(スイート・エスケープ)」。その名の通り、日常からのエスケープをテーマにしたプランで、「アーバン・スイート」「Wスイート」「シュプリーム・スイート」「ペントハウス」の全スイートタイプが対象。

ペントハウスペントハウス
 
W大阪にはクラブラウンジがない代わりに、各部屋に「Mix Bar(ミックスバー)」が用意されている。ジャパニーズウイスキーや日本酒、インポートウイスキー、ウォッカ、カクテルを作るためのシェイカーなどがそろい、部屋にいながら自分だけのバーを楽しめるのが魅力だ。

また、W大阪のために特別醸造された三重・伊勢志摩「伊勢美し国醸造所」のワインまで用意されている。


 スイートルームは全室80㎡以上。床から天井まで広がる大きな窓の向こうには大阪の街並みが広がり、広々としたバスルームには深めのバスタブ、シャワールームを備える。落ち着いた空間でありながら、クローゼットの壁面には道頓堀をモチーフにしたアートワークがあるなど、大阪らしい遊び心も忘れない。
 
最上階に一室だけ用意されたペントハウスは、また格別だ。天井高4.5メートルの開放感に、DJブース、オープンキッチン、ダイニングスペースまで備える。ホテルステイというよりプライベートなラグジュアリーレジデンスに滞在しているように過ごすことができるだろう。

WスイートWスイート

チェックアウトは16時まで(その日の稼働状況による)。朝食をゆっくり楽しみ、24時間利用できるジム「FIT」で体を動かし、屋内プール「WET」で泳ぐ。

タイミングが合えば、プールで開催されるサウンドバス瞑想(めいそう)(フローティング・サウンドバス)を体験できることも。シンギングボウルの音が響くなか、水辺で静かに感覚を整えていく時間は都会にいることを忘れさせる。

 さらにこの宿泊プランには、「LIVING ROOM」のアフタヌーンティー、または鉄板焼「MYDO」のランチコースも含まれている。MYDOでは、金箔(きんぱく)をまとったお好み焼きや高級食材を使った串カツなど、大阪の食文化をWらしい遊び心で再解釈した料理も楽しめる。
 
整え、満たし、また日常へ戻る。W大阪をぜいたくに体験できるプランだ。

※メニューはイメージ

※メニューはイメージ


 
information
Suite Escape(スイート・エスケープ)
予約期間:〜2026年6月30日(火)
宿泊期間:〜2026年8月31日(月)
料金:1室2名 98,800円〜(税・サービス料15%・宿泊税別)
対象:Urban Suite/W Suite/Supreme Suite/Penthouse
特典:朝食(2名分)/レイトチェックアウト16時/アフタヌーンティー(LIVING ROOM)または鉄板焼ランチ(MYDO)のいずれか※1滞在1回・3日前要予約
追加特典:Mix Barフリーアクセス(Supreme Suite・Penthouse)
予約:06-6484-5355 / w.osaka.reservations@whotels.com
https://www.marriott.com/ja/offers/suite-escape-OFF-220473/OSAOW-osaow-w-osaka
 
ファッションも、美食も、アートも、ウイスキーも。大人の好奇心を満たしてくれるものが、このホテルにはそろっていた。大阪らしい遊び心とWらしい自由な感性が息づく、ラグジュアリーな遊び場。次の旅では、ぜひ訪れてみてほしい。

text: Tomoko Komiyama


W大阪
住所:大阪市中央区南船場4丁目1番3号
アクセス:大阪メトロ心斎橋駅より徒歩すぐ
TEL:06-6484-5355
公式サイト:https://www.marriott.com/ja/hotels/osaow-w-osaka/overview/
Instagram:@wosakahotel

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