世界で2拠点のみ「マインドフルルーム」 心身がリセットできるJWマリオット・ホテル東京

Lifestyle

2026.04.08

世界で2拠点のみ「マインドフルルーム」 心身がリセットできるJWマリオット・ホテル東京

東京・高輪に誕生したJWマリオット・ホテル東京には、世界でわずか2拠点でのみ導入されている「マインドフルルーム」がある。五感を整え、内側へと意識を向けていく滞在体験は、これまでのホテルステイの概念を更新していく。

Index

JWマリオットが提案するマインドフルネス

五感を整えるマインドフルルーム

「食べる瞑想」を取り入れてみる

感性を刺激するダイニング体験

自分に合ったマインドフルネスを試す


JWマリオットが提案するマインドフルネス

2025年10月、品川・高輪エリアの新たなランドマーク「TAKANAWA GATEWAY CITY」内に、「JWマリオット・ホテル東京」が誕生した。高輪ゲートウェイ駅に直結し、羽田空港からも車で約20分。東京のターミナルである品川駅へも徒歩圏内という利便性を備えながら、一歩館内に足を踏み入れると、そこにはラグジュアリーで静謐(せいひつ)な時間が広がる。

マリオット・インターナショナルの創業者J・ウィラード・マリオットは、「マインドフルネス」という言葉が一般化する以前から、心身の健康とパフォーマンスの関係性に着目していた。

彼が実践していたのは、日々の喧騒(けんそう)の中でも呼吸を整え、食事や自然に意識を向けることで、心身のバランスを保つという習慣。その哲学は現在、JWマリオット・ホテル東京のサービスにも息づいている。

デザインコンセプトは、日本の「禅」の美意識。和の色彩を基調とした空間は、装飾を削ぎ落とした先にあるエレガンスを体現する。侘(わ)び・寂を感じさせるインテリアや色彩のコントラストが、意識をおのずと内側へと導いていく。

JWマリオット

五感を整えるマインドフルルーム

さっそく今回のメイン、「マインドフルルーム」での滞在をシェアしたい。「マインドフルルーム」は、JWマリオット・ホテル東京とアメリカ・ウエストバージニアの2拠点で先行導入されているプロジェクトで、単なる宿泊にとどまらず、自分自身をリセットするための滞在を提案している。

客室は28階のウェルネスフロアに位置し、スパやジム、プールと同じスパラウンジでチェックインする。到着と同時に日常から切り替わる、シームレスな動線設計も特徴だ。

JWマリオット スパ

客室には、五感を研ぎ澄ますための工夫が随所に施されていた。

ベッドの上にはクリスタルボウルがあり、さっそく鳴らしてみると澄んだ音色が響き、自分自身も共鳴するような感覚になる。

ほかにも深い呼吸へと導くアロマスプレー、ふかふかで柔らかな質感のバスローブ。バスアメニティには、アロマセラピーアソシエイツが採用されており、同ブランドのバスオイルやひのきのボールなども常備されていた。

JWマリオット マインドフルルーム
JWマリオット マインドフルルーム

観葉植物の存在も印象的で、空間に静かな生命感をもたらしている。また、ヨガマットやピラティスリング、マッサージガンなどが用意されているのも特徴だ。

マインドフルルームは約43〜50平米のスタンダードタイプ7室と、約90平米のエグゼクティブスイート2室。特にスイートは開放感抜群で、より深い静けさの中で過ごすリトリート体験がかなうだろう。

JWマリオット マインドフルルーム

「食べる瞑想」を取り入れてみる

滞在をより豊かにするのが、食の体験。今回は、「食べる瞑想Zen Eatingのすすめ: 世界が認めた幸せな食べ方 心がととのう幸せな食べ方(ZenEating®)」の著者・ももえ氏による「Zen Eating®(禅イーティング)」のセッションを体験した。

Zen Eatingとは禅の思想をベースにしており、言うならば「食べる瞑想(めいそう)」。まずは1分間、自分の呼吸数を数えることから始まる。普段いかに浅く、速い呼吸をしているかに気づくことで、意識が徐々に自分の内側へと向かっていく。

一杯のお茶と抹茶のスイーツを前に、五感を研ぎ澄ます。器の重み、立ち上る香り、繊細な色彩。そして一口ごとの温度や食感。食材の背景に思いを巡らせながら味わう時間は、食べるという行為の本質をあらためて浮かび上がらせる。

JWマリオット スイーツ

そこで印象に残ったのが、「足るを知る」という感覚だ。私たちは日常の中で、効率を優先し「食べ終えること」を目的にしてしまいがちだ。あるいはスマートフォンや仕事に気を取られ、“ながら”で食事を済ませていることも少なくない。

ただ、いま目の前にあるものを、そのまま受け取る。そのシンプルな姿勢が、静かな充足感をもたらす。こうした意識の変化が自分との向き合い方へも自然につながり、滞在そのものをよりマインドフルな体験へと導いてくれた。
(※こちらは通常プログラムではないが、コンシェルジュへの相談でアレンジ可能)

感性を刺激するダイニング体験

JWマリオット・ホテル東京のダイニングもまた、魅力のひとつ。日本料理「KAKŌ/華香」では、伝統を軸にしながら現代的な感性を取り入れたコースが提供され、素材の持ち味を引き出した、滋味深い味わいが印象に残る。

全国47都道府県の地酒をそろえるラインナップも特筆すべき点だ。毎月テーマが変わる「今月の酒」では、土地ごとの個性を楽しめる。今回は山梨のスパークリング日本酒「山ノ霞」を味わったが、やわらかな濁りと果実味のある香りが料理と美しく調和していた。厳選されたノンアルコール飲料も充実しているので、お酒を飲まない人にとっても選ぶ楽しさがあるだろう。

JWマリオット KAKO
JWマリオット kako

さらに、ミシュラン二つ星シェフが監修する「SAKI/咲」では、和と洋が融合した独創的な割烹体験が提供される。全8席の空間で供されるコースは、一度は体験したいところ。

食後はポップアップバー「4-0-3」へ。ワイナリーやスピリッツメーカーとのコラボレーションが2、3ヶ月に一度の頻度で入れ替わり、特別な一杯とともに余韻を楽しめる。

JWマリオット saki

自分に合ったマインドフルネスを試す

28階に位置するスパ「Spa by JW」は、東京の景色を望む開放的な空間。プールやサウナ、トリートメントを通して、心身をゆるやかに整えていく。

今回、実践してみておすすめしたいのは、スパ体験を翌朝に組み込む過ごし方だ。初日は、プールやサウナ、ダイニングで活気ある時間を過ごし、翌朝はフィットネスセンターのスタジオで毎朝7時から行われる朝ヨガからスタート。

JWマリオット プール
JWマリオット マインドフル ヨガ

その後、お部屋でのビーガン朝食を。こちらは希望に応じてレストランでのフルビュッフェへの変更もできる。

さらに30階の瞑想ルームへ。この日はサウンドバスが行われ、クリスタルボウルの音の振動に身をゆだねて、さらにマインドフルな状態へいざなわれた。(サウンドバスは別料金・要問合せ)

JWマリオット マインドフルルーム クリスタルボウル

仕上げに「Spa by JW」で受けるトリートメント。化学物質、有害物質を含まないワイルドクラフト&オーガニックプラントの「ISUN」のプロダクトから、好みの香りのオイルを選び、深いリラクセーションへと導かれる。

JWマリオット スパ

チェックアウトの頃には、身体の軽さと視界のクリアさを実感できるはずだ。

「いま、ここ」にある感覚に意識を向けること。それは非日常ではなく、日々を整えるための習慣として取り入れていけるものだ。そしてJWマリオット・ホテル東京のマインドフルルームの滞在は、例えば月に1度、心身を整えるために戻るホームのような場所。

マインドフルネスを実践すると心身のリセットだけではなく、自分でも気づかなかった内面の爽快さや安心感に出会える。その体験を一度知ってしまうと、欠かせない人生のルーティンとなるだろう。

text:Tomoko komiyama


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