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暮らしの中に「ル ラボ」の香りと温もりを

スモーキーでクールな印象を残す「SANTAL 33」100mL 34,100円/古き良きアメリカのスピリッツを感じさせるユニセックスな香りは、世代や性別を超えたブランド・アイコンに

【5月27日 marie claire】南仏・グラース生まれ、ニューヨーク育ちのスローパフューマリー「ル ラボ」が、SNSなどを通じて、高感度な人々の注目を集めている。代官山店を訪れ、その哲学とスタイルについてうかがった。

本当に愛せる香りとの出会いを、香りのプロ”ソウル”がお手伝い

2006年にニューヨークに1号店をオープンした「ル ラボ」は、その名が示すとおり、クラフトマンシップを追求し、芸術的なフレグランスを創り出すラボ(研究室)だ。創業者のファブリス・ペノーとエディ・ロシュが共有したのは、ユニークで特別なものを作りたいという情熱。ニューヨークという街と、侘(わび)・寂(さび)の概念、人間と自然の関係について綴った作家・詩人ソローの思想が育んだ「ル ラボ」のスタイルに共感する人々は増え続け、世界で160を超える店舗を展開している。

ジェンダーフリーなローズの香り「ROSE 31」100mL 34,100円/名高いグラース産のローズオイルを使用。甘さだけではない、力強さも備えたミステリアスな香り
東京限定香りの奥行きを堪能して「GAIAC 10」100mL 57,200円/世界15都市の店舗限定で販売されるシティ エクスクルーシブ コレクションから、ウッディな落ち着きで魅せる東京限定の香り

代表製品のオード パルファムは、17種類のクラシック コレクションを展開。材料の多くは、南仏・グラース産の高品質な素材を厳選し、時間をかけて丁寧に調合。コレクション名に添えられたナンバーは、使用する香料の数を表しており、香りの芸術作品と称える声も。一方で、ガラスのボトルは薬瓶のようにシンプル。余計なものをそぎ落とし、中身のクオリティを求める潔さの象徴と言えるだろう。

ボトルがディスプレーされたシンプルな空間は、ラボ(研究室)の名にふさわしい潔さを演出

そんな「ル ラボ」の哲学を体現しているのが、ニューヨークに次ぐ路面店2号店の代官山店。選んだ香水をその場で調合するフレッシュブレンドサービスを行う店舗だ。「ル ラボ」が誇る”ソウル”と呼ばれるスタッフの、プロフェッショナルな接客も魅力。ひとりひとりが満足できる香りと出会うために、ソウルたちはそれぞれの感性と、わかりやすい言葉で伝えてくれる。そのひとり、高畑義夫さんが、素敵なエピソードを教えてくれた。

注文を受けてから、香料とアルコール、水を調合するフレッシュブレンドで、ハンドメイドへのこだわりを体感。代官山店ではさらに、同じボトルへ詰め替えるレフィルサービスも実施

「エディが来日した際に語っていたパフューム選びの極意は、『その香りと恋に落ちるかどうか』。説明は芸術を壊す、とも。成分を詳しく説明するのは、恋人の履歴書を見せるようなものですよね。それよりも、直感を大切に選んでいただきたい。肌にのせた瞬間の印象、時間が経って自身の香りと一体化したときの化学変化まで、相手をじっくり知ることも大事だと思います。実は、プロポーズでパフュームを贈りたいというお客様を担当したこともあるんです。驚いたのは、そのお相手も、お返事のパフュームを『ル ラボ』で選んでくださったこと。ドラマのようですよね。ラベルに日付とお好きなメッセージを入れられるので、人生の大切な記念日も、『ル ラボ』の香りの記憶とともに残していただけたら嬉しいです」

ラベルには、日付と、23字以内でメッセージや名前をその場で入れて、パーソナライズできる

News! キャンドルコレクションに「オンソン 9」が新登場!

「オンソン 9」の香りの核となるのは、かつて金よりも価値があるとされ、古来、日本のお香でも使われてきたフランキンセンス(乳香)。温かみのあるアンバーとともに、気分を落ち着かせてくれる。さらに、スモーキーでウッディなパチョリにクローブのスパイスがアクセントをプラス。神秘的で奥深い香りが、心と空間に静けさをもたらすはず。

“おうち時間”を、より愛おしむ。世界中が大きく変貌したこの一年で、ホームフレグランスの人気は、よりいっそう高まっているという。ハンドソープ・クリームなど新習慣に欠かせないアイテムはもちろん、生活空間にもお気に入りの香りを取り入れたい。選ぶなら、素材も製造工程も納得のいく、よりよいものを。全11種類の「ル ラボ」のクラシック キャンドルは、ソイワックスをベースに、芯はピュアコットン。他の製品と同様に、遺伝子組み換え作物を使わず、動物実験も行わないヴィーガン仕様で、再利用できるグラスに手作業で注がれている。場所や気分に合わせて選んでみては。

「オンソン 9」の香りの核となるのは、かつて金よりも価値があるとされ、古来、日本のお香でも使われてきたフランキンセンス(乳香)。温かみのあるアンバーとともに、気分を落ち着かせてくれる。さらに、スモーキーでウッディなパチョリにクローブのスパイスがアクセントをプラス。神秘的で奥深い香りが、心と空間に静けさをもたらすはず。
お問い合わせ先

ル ラボ お客様相談室/0570-003-770


「ル ラボ 代官山」
東京都渋谷区恵比寿西1-35-2
tel:03-5459-2770
営業時間:11:00~20:00 無休

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