河村真木子のリアル人生相談 第18回:女性の人生どう楽しむ?

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2025.03.28

河村真木子のリアル人生相談 第18回:女性の人生どう楽しむ?

「子どもを優先しなければ」と思い込んでいませんか?

――主婦の場合「夫がいるから」「子どもがいるから」といった理由で行動を制限してしまうこともあります。でも、モヤモヤがあるならコンフォートゾーンを抜け出すことが、自立にもつながるのでしょうか?

そう思いますね。先日、YumiCore Body代表のユミコ先生と対談したんです。彼女は40歳まで、3人の子育てをする専業主婦で、そこからピラティスをベースにしたユミコアを起業されたんですが、最初は、「子どもと過ごす時間が減るのはいいのか?」という罪悪感や不安があったそうです。

でも、実際に始めてみたら、お子さんたちは「ママが輝いているほうがうれしい」と言ってくれたそうで。親が「子どもと一緒にいなきゃ」と思い込んでいるだけで、子どもは意外と気にしていないのかもしれません。むしろ、お母さんが楽しそうな方がうれしいっていう子も多いんじゃないかな。

――「シングルマザーでキャリアアップが難しい」「子どもと向き合う時間が足りない」というお悩みも届いていました。キャリアと子育ての両立って、そもそも可能なんでしょうか?

できますよ。もちろん大変なことはあるけれど、まずは完璧にやろうと思いすぎないことが大切です。子育てって「量より質」という面もあるので、長時間一緒にいることよりも、限られた時間でどう向き合うかのほうが重要なんですよね。でも結局、家庭の形や親子の相性にもよるので、「こうしなきゃいけない」と決めつけず、自分に合ったやり方を見つけることが大事だと思います。

自分の人生は自分で選ぶ

――SNSを見て、「私、何やってるんだろう」と自分を比較してしまう人も多いですが、河村さんはどうですか?

私はほとんど他人と比較をしないんですよね。金融業界にいた頃、周りが男性ばかりで、そもそも比べる対象がいなかったというのもありますし、今も「人と違ってナンボ」と思っているから、気にならないのかもしれません。

SNSを見てうらやましいと思うこともないですね。自分が納得できる形で生きていれば、他人と比べる必要はないんだと思います。

――「自分が納得できる生き方をする」って、人生の満足度にもつながりますね。でも、それができるようになるには?

「自分の人生は自分で選択している」という意識が大事ですね。私は若い頃から、周囲と違う道を歩んできました。例えば、高校を20歳で卒業した時点で、同じ境遇の人が少なかったし、会社に入ったときも、同期はみんな年下の男性ばかりでした。

でも、だからこそ、「自分の人生は自分のものだ」という自負がありました。親や社会の価値観に縛られると苦しくなりますが、自分で選択したことには責任も納得感もある――。そう思えると、余計な比較をしなくなるんじゃないでしょうか。

――女性に対する「こうしなきゃいけない」という思い込みに気づくには?

自分の人生を振り返ると、私自身も若い頃は分からないことがたくさんありました。でも、今の若い世代は、結婚しなくてもいいし、子どもを産まなくてもいい。そういう価値観が広がっているからこそ、私たち40代もアップデートしていく必要がありますよね。

若い世代と交流すると、「今ってこんなに自由なんだ!」と気づくことも多い。だからこそ、世代の違う人たちと関わり続けることって、すごく大切なんじゃないかなと思います。大事なのは、時代とともに自分の価値観も柔軟に変えていくこと。「こうしなきゃ」ではなく、「こうしたい」と思える人生を選んでいきましょう。

text: Tomoko Komiyama hair & make-up: Erika Nakamura photo: Tomoko Hagimoto

Profile

河村真木子(かわむら・まきこ)

1976年、奈良県生まれ。高校3年生の春にロサンゼルスの高校へ転入を決意。帰国後、関西学院大学に入学するも自主退学し、UCバークレー校に進学。卒業後は米系投資銀行に就職。2度の転職を経て、2021年8月にオンラインサロン「Holland Village Private Salon」の運営者となる。2022年10月には初の書籍『超フレキシブル人生論“当たり前”を手放せば人生はもっと豊かになる』を出版するなど多岐にわたり活躍。
Instagram:@makikokawamura_

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