「あのクッキー缶が東京で買える!」とスイーツ界をザワつかせた、「カフェタナカ」の東京初出店。関東1号店となった「カフェタナカ日本橋三越本店」は、長らく入手困難だった「レガル・ド・チヒロ」のクッキー缶をはじめ、ここでしか買えない限定缶、季節缶、ショコラ缶、オリジナル紅茶缶などもそろえる。もともと名古屋の老舗カフェだった「タナカコーヒー」を、進取の気性でリニューアルした立役者であり、クッキー缶を生み出したシェフパティシエールの田中千尋さんにお話を伺った。

昨年10月、日本橋三越本店に関東初出店を果たした、「カフェタナカ」。
もともと、名古屋の老舗カフェ「タナカコーヒー」を2代目として引き継ぎ、人気の火付け役となったクッキー缶を生み出したのが、現オーナーの田中千尋さんだ。

「“父のコーヒーに合うお菓子を作りたい”という想いから、フランスで修業を重ね、帰国後、1995年に『タナカコーヒー』から『カフェタナカ』へとリニューアルしました。クッキーは、小麦粉・バター・砂糖というシンプルな素材ゆえ、職人の技次第でさまざまな食感や風味を表現できる、私自身が大好きな焼き菓子。焼きたての美味しさをお客様にも楽しんでいただきたいと、特にお気に入りの7種類のクッキーを缶にお詰めしたのが『レガル・ド・チヒロ』のシュクレ缶です」

手仕事で作られるクッキー缶は、量産することが難しい。以前はオンラインで販売開始後数分で完売したり、アクセスが集中しすぎてサーバーダウンしたことも度々あったと聞くが、現在は少しずつ生産量も増え、「カフェタナカ日本橋三越本店」では定番以外の限定品も並ぶ。

オープンを記念した限定缶は、今年創業351年を迎えた日本橋三越本店の歴史や物語、その世界観への敬意を表現。側面には、日本橋三越本店 本館の外観に装飾されている壁面レリーフをデザインし、正面入り口の象徴的存在“ライオン”も鎮座するユニークなデザインだ。

中身は、本館に隣接する江戸桜通りの桜並木をイメージした桜のクッキーを主役に、日本橋三越本店ゆかりの銘店の食材を使用したクッキーなどを詰め合わせ。「にんべん」の香り高い鰹節を使用した「プティビズ」は、カツオの風味にふわりと香る奥飛騨の青山椒がポイント。「松北園」の抹茶を使用した「ソレイユ・抹茶・セザム」は、抹茶の旨味とゴマのバランスにこだわり、口当たり軽い1枚に仕上がっている。
また、日本橋三越本店限定の焼き菓子も話題。流通の少ない蒜山(ひるぜん)ジャージー発酵バターを利かせた新作のフィナンシェや、日本ミツバチの蜂蜜が主役のアマンドゥースなど、「カフェタナカ」自慢のドゥミセックが香ばしさを漂わせる。


田中さんが、国内・海外の生産者を訪ね歩き、その目で確かめたものだけを使用した「レガル・ド・チヒロ」は、2010年から始まったクッキー缶を主力に、ショコラ缶やジェラート缶、オリジナル紅茶缶なども多岐に展開。その多くが、「カフェタナカ日本橋三越本店」には並ぶという。

ここでしか買えない焼き菓子や限定品とともに、なかなか買えなかったクッキー缶もよりどり選べる、夢のような充実感。さらに、スパイスや塩系クッキーを詰め合わせた夏季限定缶や、ハロウィーン缶、クリスマス缶など、季節の味わいも登場するので、今後のラインアップにも注目を。

text: Aki Fujii
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カフェタナカ日本橋三越本店
営業時間:10:00-19:30
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 本館地下1階
電話番号:03-3241-3311(大代表)
カフェタナカオンラインショップ:https://cafe-tanaka.cake-cake.net/index.phtml
instagram:@cafetanaka
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