6月20日(木)からザ・コンランショップで販売をスタートした、「hinok(ヒノック)」。打ち出すのは“ライフ エチケット ブランド”という新しい概念で、ブランド名の意味は「いつも緑と共に」だ。「hinok」を象徴するのは、ヒノキの蒸留水100%を使った消臭浄化水「ザ・スプレー」。それから、「ザ・ハンドウォッシュ」や「ザ・ハンドバーム」、手作りの「ザ・ソープ」を展開する。いずれも、韓国・済州島の森に生息するヒノキの成長を促すために行う、枝打ちで出た枝や葉をアップサイクリングして製造している。香りは、韓国のヒノキ特有のシトラスを感じさせる爽やかなウッディノートで、プロダクトにはMade with Respectと記されている。
Hinokの創設者は、コスメ業界で20年以上のキャリアを築いた、パク・ソヒさん。「子供を出産し、ちょうど育児期間に突入するタイミングでコロナ禍になりました。市販のプロダクトの成分表を改めて見て、その危険性にびっくりしたんです。“子供が安心して使える安全な成分なものを作りたい。自分でビジネスを始めるなら、これまで多くの恵みをもらってきた地球の豊かな自然に恩返しをしたい”と思ったんです」


3年間、ふさわしい原料を探しまわり、行き着いたのが済州島のヒノキの森。「ヒノキに含まれるぺトンチードという除菌の成分が、不快な香りを消し、クリーンな空間に導いてくれます。一切、アルコールや香料を入れていないので『ザ・スプレー』と『ザ・ハンドウォッシュ』、『ザ・ハンドバーム』は手にとってすぐは香りますが、長く香りが残らないことが大きな特徴です。食事のときや何か目の前にある物事に集中したいシーンで使用すると効果を発揮すると思います。朝一番に寝具に振りかけると、心が整って一日をスタートできます。手作りせっけんは、麻ヒモつきのタイプ。部屋に置いておくだけでほのかに香るので、楽しんでいただけると思います」

また、彼女が重視しているのは、会社の哲学やプロダクトの原料や産地、採取方法、成分、製造行程や廃棄物の処分方法まで包み隠さず提示すること。「企業としての透明性こそが、ブランドの価値につながると考えています。パッケージは、コストがかかりますが、徹底してリサイクルプラスチックと再生紙を用いています。さらに、森の保全や木の生態にまつわる専門機関との協業、地域のコミュニティや労働困難者の自立支援施設、グローバル環境団体rePurpose Globalと手を組んでマレーシアやインドネシアで正当に取り組んでいます。会社として、地球規模の社会問題にも向きあっているんです」
サスティナブルをうたったコスメブランドが数多く生まれて、トレンドを圧巻する一方で、“グリーンウォッシュ(企業がブランドイメージを向上させたいという理由で、環境保全への配慮を実態以上に見せかける行為)”という新たな問題も指摘されている。それに対してはこう語る。「ブランドの持続可能な努力が多角的に必要になると思います。それには、ブランドの一貫した変わらぬ姿勢を時間をかけてみせていくことで、世の中に証明していきたいです」

パッケージには、2頭の鹿の絵が描かれている。これは、ソンヘさんが済州島のヒノキの森で偶然見かけた鹿の親子で、楽しそうに遊んでいる姿が心に残り、その思い出をイラストで表現しているのだそう。母親目線で一歩先のサステナビリティを提唱する、新感覚のブランドに注目したい。
text: Aika Kawada
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「hinok ポップアップ」
会期:2024年6月20日(木)~7月15日(月・祝)
会場:ザ・コンランショップ 東京店(東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ3F)
営業時間:11:00~20:00
tel:03-6834-4600
取り扱い店舗:ザ・コンランショップ 新宿店、 丸の内店、伊勢丹新宿店、代官山店、福岡店
https://www.conranshop.jp/
ザ・スプレー
Set 450 mL ¥5,170(税込)
Refill 450mL ¥3,630(税込) | 900mL ¥6,380(税込)
TO GO 100mL ¥2,420(税込)
ザ・ハンドウォッシュ
450mL ¥6,380(税込)
ザ・ハンドバーム
35mL ¥3,850(税込)
ザ・ソープ
90g ¥4,400(税込)