
内風呂は、源泉かけ流しの「あつ湯」と、心身ともにリラックスできる「ぬる湯」の二つの浴槽を用意。内風呂には色鮮やかなステンドグラスが施されているため、朝日が差し込む時間帯になると、色とりどりの光が湯に映り込み、美しく輝く。
源泉は、雲仙地獄から湧き出た鉄と硫黄分を含む酸性の温泉で、濁った色味が特徴。「界 雲仙」の温泉は、長湯をすると体が疲れてしまうため、時間を空けながら1日に1~2回の入浴にとどめるのをおすすめしている。入浴後には、温泉成分を洗い流す「上がり湯」をしてから保湿を行うと、湯あたりや湯ただれを防ぎ、肌の潤いを保ってくれる。

また露天風呂は、地獄の湯けむりを眺めるロケーションを楽しむことができる岩風呂。雲仙温泉に広がる独特な硫黄の香る湯けむりに包まれながら、内風呂と露天風呂で全く異なる湯浴みを体験することができる。

地域の伝統的な文化に触れる「ご当地楽(がく)」は、凹凸の魅力を感じる活版印刷体験を。活版印刷は元々、4人の天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)により、長崎県島原半島にヨーロッパから運び込まれたもの。活版印刷のルーツを学んだあとに、様々な書体のアルファベットやひらがな、漢字の活字を選び、丁寧に配置していく。
最後に、活版印刷機を使い、カードに文字を転写。印刷の力加減によって文字のかすれが出るなど、手で印刷する味わいを楽しめる体験になっている。


また、ご当地楽を行う空間は、活版印刷に特化した設計デザインに。壁には「雲仙」や「和華蘭」などの大きな活字のモチーフや本物の活字が散りばめられており、活版印刷独特の活字を見つける楽しさを表現している。

朝の澄んだ空気の中、立ち込める噴気や湯気を感じ、早足で全身を使ったウォーキングをしながら雲仙地獄を1周するアクティビティ「雲仙地獄パワーウォーク」も、ぜひ参加してほしい。
立ち込める噴気や湯気を感じ、深い呼吸を意識しながら、普段よりも早足で全身を使ったウォーキングをすることで、雲仙地獄の大地のエネルギーやパワーを全身で感じることができる体験だ。

ウォーキングの最後には、「旧八万地獄(きゅうはちまんじごく)」にある広場で寝転がり、体を整えるストレッチ。「旧八万地獄」は現在、噴出活動を休止している地獄だが、地熱は残っているため、地面を触るとその熱さを感じられる。