地域の文化を継承する職人や作家、生産者に出会い、その希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりすることができるご当地文化体験「手業のひととき」の一環として、「界 伊東」では伊豆に伝わる「つるし飾り」づくりの体験イベントを開催中。

つるし飾りは、静岡県東伊豆町稲取発祥の伝統工芸。この地方では、江戸時代後期より子供の成長を願って、母や祖母が手作りしたつるし飾りを、桃の節句の雛壇の左右につるす風習がある。「鶴」「猿」「うさぎ」など、愛らしい人形が連なっており、その一つ一つには「長寿」や「魔除け」などの意味が込められている。
教えてくれるのは、「雛のつるし飾り」制作体験工房「ニコニコ会」代表の齋藤美智子さん。

「私たちがつるし飾りを通して伝えたい思い。それは、子供の健やかな成長や家族の長寿を願う気持ちはいつの時代でも変わらないということ。つるし飾りを見たときにふと感じる心のぬくもりこそ、文化の灯火が消えずにここまで続いてきた背景にあると考えています」と語る。
齋藤さんは、「界 伊東」のロビーや客室「伊豆花暦の間 特別和室」のつるし飾りの制作も手掛けている。
つるし飾りの「鶴」「猿」「うさぎ」などのさまざまなモチーフの人形には、「猿」は「去る」にかけて「病や災いが去る」という意味が、「鶴」は「千年長生きする」と伝えられていることから、「長寿や健康」への願いが込められている。

齋藤さんから人形に込められた意味合いを一つ一つ教わり、いつの時代も変わらない親から子への温かな心を知ることができる。
伊東市の花木である「椿」の飾りの花びらに使う生地は、絹100%。好きな色を選び、裁断したら、針と糸を使って縫い合わせていく。葉などの細かい部分を仕上げたら綿を入れ、立体的に仕立ててできあがり。

齋藤さんがデザインした他のモチーフを四つ自由に選択し、五つの飾りが連なるつるし飾りを完成させる。心をこめて手作りしたつるし飾りで、自宅の部屋を華やかに彩ってみては。
text: Tomoe Tamura
銀世界を独り占め。「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」の貸し切りの極上サウナでととのう
相模湾を一望できる絶景のリゾートホテル「リゾナーレ熱海」。樹上アスレチックやツリーハウスでの“森の空中散歩”も
「界 伊東」
住所:静岡県伊東市岡広町2-21
電話:050-3134-8092(界予約センター)
客室数:30室(チェックイン15:00/チェックアウト12:00)
料金:1泊 ¥31,000~(2名1室あたり 1名料金、サービス料込み・税別、夕朝食付き)
アクセス:【電車】JR伊東駅より徒歩約10分/【車】東名厚木ICより約100分
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiito/
伊豆に伝わる「つるし飾り」づくり体験
期間:2025年2月28日(金)までの平日
時間:チェックイン翌日 9:30~11:30
場所:「界 伊東」ご当地楽ルーム
料金:1名 ¥11,000(税込み、宿泊費別)
定員:1日 1回開催 2名以上で実施、最大8名まで
予約:公式サイトにて 7日前まで
https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/