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朝起きてすぐに SNSをチェックし、寝る直前まで手に持っているスマホ。“スマホ依存”という言葉にドキッとする人も多いだろう。次から次へと情報が流れてくる画面を見続けている私たちの脳は、相当な疲れがたまっている状態。そんな脳をすっきりとさせ、集中力や幸福感を高めてくれるのが、デジタルデトックスだ。その効果ややり方について、日本デジタルデトックス協会の理事を務める森下彰大さんに伺った。
スマホやパソコンの利用時間を計測するアプリ「レスキュー・タイム」がユーザー1万1000人を対象に行った調査によると、スマホの1日の平均利用時間は3時間15分。さらに、上位20%のユーザーの利用時間は1日4時間30分とも報告されている。
スマホを見る時間の中でも特に“ながら”で使う時間を減らすことが大切だと森下さん。
「スマホを見ている時間のうち、特に目的や理由もなく、何げなくスマホをチェックしては置き、また数分するとスマホを持つ時間は意外に多いですよね。

カリフォルニア大学の研究で、ある作業中にほかの作業に移り、再び元の作業に戻った場合、集中力を取り戻せるようになるまでには、平均で23分もかかるとの結果が出ています。
この研究からもわかるように、基本的にマルチタスクが苦手な私たちは、作業の合間にスマホを手に取り意識が分断されたまま、元の作業に戻ろうとしてもうまく集中できないことが多いのです。ながらスマホの問題は、集中力だけではありません。人間関係にも影響を及ぼしているんですよ。
ある実験では、人と対面している時、スマホが机の上にあるだけでたとえ使っていなくても、相手への共感や関心が少なくなり、会話の質が下がったと判断する傾向がありました」と森下さん。

これは衝撃だ。スマホはたとえ使っていなくても視界に入っているだけで、ふたりのことに集中できなくなり、相手への興味が薄れてしまう可能性があるの!?
「パートナーや友人など目の前の人との対話をもっと大事にしたいという人は、お互いにスマホが視界に入らないようにするだけでコミュニケーションの質がガラリと変わるはず。ぜひ試してみてください」
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