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「REUNION」こだわりすぎる男たちが環境にやさしいスピリッツ作りに挑戦!

地球に優しいウェルネスブランド「REUNION(リユニオン)」が、第1弾としてリリースしたのがウェルネスに特化したニュースピリッツ「WELLNESS GIN」だ。

きっかけは鹿児島県南九州市にある1908年創業の蔵元「佐多宗二商店」から、芋焼酎を世界に広めたいと相談を受けたことだった

「蒸留所を訪れて既存の芋焼酎を試飲した結果、芋焼酎そのものではなく、芋焼酎ベースの蒸留酒にしたほうが世界でも飲まれるのではないかとひらめき、コンセプトを磨いていきました。これまでお酒の世界で誰も追求していないものを作りたいと考えた結果、地球に優しくて自分たちの体にも罪悪感のないオリジナルのスピリッツ(蒸留酒)を作ることになったんです」

そう話すのは、「REUNION」を展開するWWWE代表の服部竜大さん。スピリッツを作るにあたり、キーボタニカルに選んだのは、霊芝(れいし)と呼ばれるきのこの一種。梅やナラなどの古木に生えるもので、10万本中2〜3本の確率でしか採取できない希少なものだ。

ウェルネスジン  WELLNESS GIN
キーボタニカルに選んだ霊芝(れいし)

「霊芝を専門とする国立大学の研究機関によると、霊芝は70°以上のアルコールに漬けることでトリテルペノイドというアルコールでしか抽出できない有効成分が含まれていることがわかりました。さらにジュニパーベリーを加えてみたら、霊芝との相性がよく、味がまとまり、いわゆるジンに仕上がったんです」そう話す服部さん。

形状の異なるリユースボトルを使う試み

ベースの芋焼酎に使われているのは、黄金千貫と呼ばれるさつまいも。農薬や化学肥料を使わず、微生物に生き生きと働いてもらうことで、空気中の二酸化炭素を吸収し土壌に貯する環境再生型農業で栽培されたものだ。

ウェルネスジン  WELLNESS GIN
スクエアやサークルなど様々なボトルをリユース
ウェルネスジン  WELLNESS GIN

「さらに地球に優しい施策として、数量限定ながらリユースボトルを通常のボトルと併用していきます。リサイクルボトルがボトルを一度素材に戻してから作り直すのに対して、洗浄したボトルをそのまま再利用するのがリユースボトルです。同一のボトルではなく、異なる形状でありながら、ラベル、ネックラベル、キャップ、中身、容量を統一することで、同じ“WELLNESS GIN”として販売していきます」と服部さん。

NYのクリエイティブスタジオがラベルのデザインを担当

ウェルネスジン  WELLNESS GIN

ボトルの形状がバラバラでも同じ銘柄として認知されるために強化したのがアートディレクションだ。世界的なブランドの広告などを手がけるニューヨークのクリエイティブスタジオ、Javas Lehn Studioのジャバス氏がラベルのデザインを担当。真っ白でロゴも入っていないのに、ひと目見たら「WELLNESS GIN」だとわかるラベルが完成した。

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