人気南インド料理店「エリックサウス」のシェフ直伝! チキンカレーとビリヤニの本格レシピ
2023.8.21
2023.8.21
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<作り方>
①Aのパウダースパイスと塩を混ぜておく。鍋本体(蓋なし)の重量を量っておく。
②鍋にサラダ油とBのホールスパイスを入れ、中火にかける。油温が上がるにつれ、ホールスパイスの周囲に細かい泡が立ち始める(この時の温度は約190℃)。油温が上がり過ぎないよう(220℃以下)、1分程度の加熱でOK。
③香りが広がり、クミンシードが焦げ始める前に、玉ねぎを入れて炒める(ベイリーフが茶色っぽくなるが問題なし)。
④全体に油が回ってジュウジュウと音がしてきたら、蓋をして弱火で15分を目安に蒸し炒める。この時、焦げ付かないようにときどきヘラで混ぜる。
⑤玉ねぎがほんのり色づき、完全に柔らかくなったらGGペーストを入れて中火にして炒める。GGペーストの香りが立ち、表面にオイルがにじんできたら、①を入れる。
⑥かき混ぜながら炒めると、表面にオイルがにじんでくる。そのタイミングで鶏もも肉を入れてさらに炒める。
⑦鶏もも肉の表面の色が変わり、また表面にオイルがにじんでくるタイミングでトマトピューレと水を入れる。
⑧ときどきかき混ぜながら沸騰させ、蓋をして弱火で15分煮る。
⑨その後、鍋ごと重量を量る。中身が800gよりも少なければ水を足し、多ければ蓋をとってさらに5分ほど煮詰める(±50g程度であればOK)。すぐに食べても良いが、30分〜1時間ほど置くとコクが増す。
『「エリックサウス」稲田俊輔のおいしい理由。インドカレーのきほん、完全レシピ』(世界文化社)
著者:稲田俊輔
定価:¥1,980
https://www.amazon.co.jp/dp/4418233075/
稲田俊輔
南インド料理専門店「エリックサウス」総料理長。飲料メーカー勤務を経て、友人とともに「円相フードサービス」を設立。和食をはじめ、さまざまなジャンルの飲食店を手掛ける。2011年、東京駅八重洲地下街に「エリックサウス」を開店。現在は東京、名古屋、岐阜、大阪に計11店舗を構え、オンラインショップも人気。 著書に『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー』『ミニマル料理』(以上、柴田書店)、『個性を極めて使いこなす スパイス完全ガイド』(西東社)、『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』(扶桑社新書)、『おいしいもので できている』(リトルモア)、『キッチンが呼んでる!』(小学館)など、料理書から小説まで多数上梓。イナダシュンスケ名で発信するX(旧Twitter、@inadashunsuke)も人気。さまざまな切り口で、食の世界を楽しくざわつかせている。
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