2011年に東京・八重洲にオープンして以来、そのおいしさでブームを巻き起こし、今や全国に11店舗を展開する南インド料理店「エリックサウス」。そんな話題のお店の味を、おうちでも再現できるように、稲田俊輔シェフがレシピを公開！ 『「エリックサウス」稲田俊輔のおいしい理由。インドカレーのきほん、完全レシピ』（世界文化社）より、だしやブイヨン、発酵調味料に頼らず、塩とスパイスだけで濃厚な味わいが楽しめるインドカレーの醍醐味（だいごみ）を余すことなく教えてくれた！
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トマトとオニオンベースのベーシックなチキンカレーは、調味料は塩だけでも簡単に味が決まる、まず最初にマスターしておきたい王道カレーのレシピ。
「程よいとろみとナチュラルなコク、そしてバランスの良いスパイス感で、インドでも定番的、なおかつ日本人好みとも言える、食べ飽きない安定のおいしさが楽しめます。調理のポイントは、前半の炒める工程で、材料を加えていく度に表面にオイルがにじむまで炒めること。ただ、焦がさないようにするのがマスト。焦がしてしまうよりは火入れが少々足りないくらいの方がいいので、慣れないうちは攻め過ぎず（笑）、簡単なレシピなので繰り返し作りながら慣れていってください」（稲田シェフ）
＜材料（4人分）＞
A コリアンダーパウダー 8g
クミンパウダー 4g
ターメリックパウダー 2g
カイエンヌペッパー 2g
パプリカパウダー 2g
ガラムマサラ 4g
塩 8g
サラダ油 60g
B クミンシード 2g
シナモンスティック 1本（3g）
ベイリーフ 2枚
玉ねぎ（みじん切り） 240g
GGペースト
（皮をむいたにんにくとしょうが各50gに水100gを加えてミキサーしたペースト） 32g
鶏もも肉（皮をむいてひと口大に切る） 300g
トマトピューレ 100g
水 200g
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『「エリックサウス」稲田俊輔のおいしい理由。インドカレーのきほん、完全レシピ』（世界文化社）
著者：稲田俊輔
定価：￥1,980
https://www.amazon.co.jp/dp/4418233075/
稲田俊輔
南インド料理専門店「エリックサウス」総料理長。飲料メーカー勤務を経て、友人とともに「円相フードサービス」を設立。和食をはじめ、さまざまなジャンルの飲食店を手掛ける。2011年、東京駅八重洲地下街に「エリックサウス」を開店。現在は東京、名古屋、岐阜、大阪に計11店舗を構え、オンラインショップも人気。 著書に『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分！ 本格インドカレー』『ミニマル料理』（以上、柴田書店）、『個性を極めて使いこなす スパイス完全ガイド』（西東社）、『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』（扶桑社新書）、『おいしいもので できている』（リトルモア）、『キッチンが呼んでる！』（小学館）など、料理書から小説まで多数上梓。イナダシュンスケ名で発信するX（旧Twitter、@inadashunsuke）も人気。さまざまな切り口で、食の世界を楽しくざわつかせている。
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