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便利すぎる調理道具を発見! 料理研究家が作ったキッチンツール10選

松田美智子さん「松田美智子の自在道具」

楕円の飯台

「さわら楕円飯台」¥33,300(大)¥31,000(小)、「専用蓋」¥8,000(大)¥7,600(小)

松田美智子さんが、10年もの間あたためてきて商品化したという楕円の飯台。調理道具としても器としても使える珍しい楕円の飯台は、木曽のさわらを使い、ふちはなめらかな京仕上げ。洗練された一本のねじり箍(たが)を下部にはめ込んだデザイン性も高い逸品。寿司飯を合わせる調理道具としてはもちろん、その美しいフォルムは器としての機能や乾燥対策にもなる蓋と合わせてサービスウェアとしても使える。楕円のフォルムはテーブルの真ん中にスッと収まり。細部までこだわったつくりはテーブルの主役に。テーブルスペースを無駄にせず、どの角度からも手が伸ばしやすい。大きいサイズはごはん4合分、小さいサイズはごはん2合分が適量で、サイズ違いで重ねられるのもいい。高価ではあるが、使い込むほどに味わいが生まれ、世代を超えて長く愛せるアイテムになるはずだ。

「ごはんだけではなく、自在に使いこなせるのが魅力です。適度に水分を呼吸してくれる木は乾燥しやすいパンにも最適なのをご存じでしたか? 専用蓋をすれば、さらに乾燥を防げ、美しく持ち運びもできるので作り置きやお持たせにもおすすめです。また、野菜や魚、豆腐など、蓋を鍋の材料を乗せる盆代わりに演出しても素敵です。魚の臭いが気になる時は、あらかじめしっかり飯台に水を吸わせておくと余計な臭いを木が吸収することがなくなるので試してみてください」(松田さん)

鉄のご飯鍋

「鉄の小さなごはん鍋」¥17,200(大)¥12,500(小)

航空機や自動車部品のサビ防止に用いられてきた表面処理技術「窒化処理」を応用し、鉄の表面を窒素で硬化させることで、高い耐腐食性と耐摩耗性を持つ鉄鍋が実現。余分なものをそぎ落とした、シンプルで独特なデザインには、しっかりと理由がある。熱伝導に優れた素材は、表面強度が高くキズに強くて丈夫。IHでもガスでもOKで、オーブンにそのまま入れて調理することも可能だ。蓋に小さな穴を2つ開けているため、大サイズでは2合のお米が5〜7分、小サイズでは1合のお米が5分で炊き上がるという脱帽ものの便利さ。

「料理科学を踏まえて考えた、日常使いしてほしい鉄の鍋です。IHでもガスでも1合のお米を5分で炊ける仕様にしているので、忙しい時でも炊き立てごはんを食べたい人にぜひ使って欲しいですね。ごはん以外にも、炊く・煮る・焼く、が可能で、鶏もも肉でしっとりコンフィを使ったり、下準備した鍋をそのままオーブンに入れてマカロニグラタンも作れます。HPにレシピもありますので、ぜひ参考にしてみてください」(松田さん)

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