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<LIFE WITH MUSIC>第8回 バンドTシャツを巡って

【3月26日 marie claire style】「Stop Wearing T-shirts of Bands You Don’t Listen To(聴いたこともないバンドのTシャツを着るな!)」

 数日前、スペインに住む友人のインスタグラムに、こんなメッセージを書いたプラカードを掲げる男性の写真がアップされていました。わざわざプラカードに書くほどの内容ではなく、可笑しかったし、別に着てもいいじゃん、とも思います。ふと、バンドTシャツを着ることに対するこの熱いポリシーは、どれだけの人に理解されるのだろうと気になりました。

 私はときどき、merchbar.comというアーティストグッズ専門オンラインショップでTシャツなどを買います。音楽配信サービスSpotifyと紐づいていて、洋楽のアーティストページにはよくこのサイトの物販リンクが埋め込まれているので、曲を聴きながら、そのアーティストへの思い入れが高まったときにレコードやTシャツなどをつい買ってしまうのも楽しいです。バンドTシャツは、売っているミュージシャンにとっては大事な収入源だったりもしますが、デザインだけ好んで着る人、宝物のように保管する人など、人によって価値観が変わる面白い存在だと思います。

 写真(2枚目)のBjörkの『Post』Tシャツは最近ゲットしたものですが、本当に何度も繰り返し聴いたアルバムなので、好きを通り越してもはや身に纏いたい、と思う自分に驚きました。私もなんとなくSNSで、「今までで相当よく聴いたアルバム、Tシャツにするならどの作品を着たい~?」と、この写真とともに問いかけてみました。国内外から、たくさんの作品名のコメントが返ってきました。日本にも、merchbar.comのようなシステムがあればいいなぁと思います。

■PICK UP !/思わずTシャツを買ったバンド、作品
・The Japanese House『Good at Falling』(ツアーTシャツ)
アンバー・ベインによるソロプロジェクトThe Japanese house。繊細なメロディーが美しいです。観に行ったライブがあまりにもよくて、会場限定だったTシャツを買いました。レコードも持っています。

・Talking Heads「Psycho Killer」
もともと大好きな曲ですが、歪んだニコちゃんマークとともに「Psycho Killer」とプリントされた、ちょっとわけのわからないTシャツをネットで見つけて購入してしまいました。楽曲単位でTシャツになるケースは、あまり見たことがないです。

■プロフィール
マイカ・ルブテ(Maika Loubté)
SSW、トラックメーカー、DJ。日本人の母とフランス人の父の間に生まれ、10代まで日本・パリ・香港で過ごす。ポップスとエレクトロニクスを融合させたスタイルで、国内外で音楽活動を行う。2019年7月、アルバム『Closer』をリリース。agnès b.、Mercedes-Benz、STÜSSY WOMEN、Gapなどのブランドとのコラボレーションも行う。

■関連情報
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(c)marie claire style/selection, text, photo: Maika Loubté

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