
――31歳という若さで最高位の役職に就かれて、当時のご年齢を考えるとレアケースだったと思うのですが、真木子さんと他の方とのどんな“違い”がそこに導いたんでしょうか?
真木子:やっぱりパッションだと思います。「絶対に偉くなってやる」っていうパッション。そんなことを考えてる女性は周りにほとんどいなかったかも。
FUKAMI:私が友達として思うのは、あなたは子供の頃から自立してたんだろうなってこと。私は男だけど、世の中の女の子の80%くらいが「白馬に乗った王子様が現れたらいいな」って、心のどこかで思ってる気がするの。それは、子供時代に見てたアニメとかの影響もあるのかもしれないけど。真木子にはそれがない。誰かにお願いするんじゃなくて、“自分で全部やる”っていうマインドが成功につながったんじゃないかな。
真木子:自分で全部やる方が楽しいって、若い頃から思ってたんだよね。金融は40歳までに辞めて、ためた資金を元手に起業しようっていう明確なビジョンがあった。
FUKAMI:インスタグラムもかなり昔からやってたけど、当時から「貴重な“場”になる」、「コンテンツとして使える」ってひたすら頑張ってたもんね。その頃の私は、大変そうねってばかにしてたけど(笑)。自分でやったこと、やってることが何のためになるかをいちいち考えて、ちゃんと計算して行動してる。他の人よりも“明確”なんだと思う。
FUKAMI:真木子が誰かに助言する場面はたくさんあると思うんだけど、あなた自身がもらった印象的なアドバイスってある?
真木子:「勉強し続けることが、輝いていられることだよ」って言われたことがあって。これには本当に納得した。
FUKAMI:分かってはいるけど、一番大変なことなのよね。
真木子:勉強してない大人を見たことがあったんだよね。社会人になると、突然、世の中で起きてることが関係なくなって、勉強しなくてもよくなる。すると、どんどん劣化して老化していくんだよね。そういう人の意見はすごく古く感じる。どんどんアップデートしていくことが大切なんだって、若い頃に気付いたの。
FUKAMI:これは友達として感じることだけど、あなたは特殊な人たちを周りに置いてるよね。そうあり続けるために。
真木子:そうだね。年齢も、性別も、職種も違う人たちから意見をもらうようにしてるかな。私はずっと金融業界にいたけど、同じ業界の人たちとだけ話してても考え方が偏るんだよね。それはかえって勉強にならない。
FUKAMI:真木子と出会って間もない頃、「何のために私たちとランチするの?」って聞いたことがあって。そしたらあなた、「会社で金融業界の人たちとは百万人会ってるので、ランチで同業界の人に会っても何の意味もない。あなたたちと会ってる方が情報が得られる」って言ったのよ。当時、僕はまだ20代前半で「この人、何なの! おかしいんじゃないの!?」ってものすごいびっくりして(笑)。
真木子:まだ深海ちゃんも若くて貧乏だったから、いつも私がごちそうしてあげてて。「いったい、何が目的?」って不思議だっただろうね(笑)。
FUKAMI:兄の広海は人懐っこいから、真木子のところにもよく一人で遊びに行ってたけど、僕は斜に構えてるところがあるから全然顔を出さなかった。でも、広海に「あなたたち似てるから」って言われて、連れられて会うようになってからは、すごく気が合うしどんどん仲良くなっていったよね。
真木子:最初はただの若者だと思ってたんだけど、広海も深海もすごく頭の良い子たちだってことに気が付いたの。頭の回転も速いし、インプットする力もアウトプットする力もある。一緒にいることが楽しかったんだよね。
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