浦浜アリサ、大人デビュー！　女性も楽しめるサッカー観戦の新たな魅力

皆さんは、大人になってから好きになった、俗にいう「沼った」ことはありますか？
一概には言えないですが、好みや趣味のほとんどが、幼少期から受ける家族の影響だったり、学生時代に好きなことに出会ってそれがずっと続いていたり、というパターンが多いのではないかと思います。

歳を重ねるたびにどこか冷静になり、新しいものを取り入れることに億劫になりがちな中、日常や心が豊かになるほどハマれることに出会えるって、子どもよりも大人の方が喜びは大きいですよね。「推し活を始めるのに年齢は関係ない」と誰かが言っていたのを思い出します。
余談ですが私の祖母は数か月前からBTSの魅力に突然目覚め、しっかりARMY（BTSのファン）に。いまや私が新曲や新しい活動を教えてもらう側になり、毎日笑顔が増え楽しそうなので孫としては嬉（うれ）しい限りです。

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サッカー観戦に「沼った」

私はというと……まさにアラサーデビュー！
昨年、人生初のサッカー観戦をしてから、その熱さにどハマり中。
これまで、ワールドカップやオリンピックなどの代表戦を友達の家や、近所のパブに数人で繰り出してお客さんたちと一体となってテレビで見るその場限りのいわゆる“にわか”ファン。

これまで、国立競技場やスタジアムに行くのは、好きなアーティストのライブを見るときや自分が出演するイベントのときなど、スポーツと関係ないことばかりでした。「臨場感が全然違うから、絶対行くべき！」と誘ってくれた友人の熱意に、最初のうちは「まぁ、後学のために……」程度の気持ちでしたが、いまや自分から誘って行くようになるまでに。
本当にプライベートな楽しみだったので、さらりとインスタに載せていましたが、「ちょっと待てよ……？　これこそ、『シン・コウキシン』なのでは！」と思い、今月はこちらのテーマでお送りすることにしました。

Jリーグ30周年記念スペシャルマッチは様々な演出が

5月12日（金）に国立競技場で行われたのは、「FC東京vs川崎フロンターレ」戦。Jリーグ30周年記念の特別試合でした。昨年、友人に誘われて初めて観戦した試合がFC東京側だったことと、在学時期は重なっていないですが、私と同じ明治大学出身の先輩である長友佑都選手と後輩の安部柊斗（しゅうと）選手がいるということでとても親近感があり、自然と新規サポーターに。味の素スタジアムに次ぐホーム戦なので、5万人超の観客の約8割は青と赤のボーダーユニフォームに身を包んでいました。

17:30開場19:30キックオフなので、金曜夜の仕事終わりにも間に合うナイトゲームは、一週間仕事を頑張った後の週末のご褒美に、そして充実したアクティビティにもなります。日も長くなってきたので、開場時間のころにはまだ外も明るく、国立競技場の周りには早めについて屋台のフードやアルコールを楽しんでいる人も大勢。一昔前は、選択肢も少なくビールと揚げ物くらいでしたが、最近の場外キッチンカーは、タコスやインドカレー、エスニック料理からトッポギなどの韓国料理まで本当に種類が豊富で、あれもこれもと欲張ってしまいたくなるほど豊富なラインナップなんです。入場するまでの間も盛り上がります。

しかし、美味しそうな香りにつられるのをぐっと耐えて早々にゲート内へ。というのも、この日は3種類の企画チケットのひとつ、「ラウンジ付きシート」での観戦だったので、ディナーとドリンクがVIPエリアでいただけるというお楽しみ付き！　普段はなかなか入れないラウンジを開放しチケットが販売されていたので、特別感が満載でキックオフよりかなり早い時間からにぎわっていました。

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