×

「ソバーキュリアス」とは? お酒を飲まない選択が注目される理由

ソバーキュリアスの始め方

ソバーキュリアスになるための正しい方法、間違った方法はない。ある人は、飲酒を特定の曜日だけに制限し、またある人は、一時的または永久的に禁酒することを選択するかもしれない。どの程度の期間、アルコール摂取量を減らしたいかは完全にあなた次第。ここでは飲酒を減らすためのヒントを7つ紹介する。

ソバーキュリアス, ソバキュリアン
iStock.com/maruco

1. 制限を設ける
飲酒に関していくつかの設定をしてみて。例えば、週末など特定の曜日だけ飲むようにしたり、決まった回数のみ飲むようにするのもいい。また、飲んだお酒の量を記録したり、日記に書き留めたりすることで、自分のペースを維持することも検討を。そうすることで、自分の飲酒をより意識することができ、飲酒行動のパターンを把握することもできる。

2. まわりのサポートを受ける
自分の目標に責任を持たせてくれる身近な人がいると助けられる。誘惑と戦っているときに寄り添い、目標を達成したときには一緒に祝ってくれる人を見つけておこう。

3. ノンアル飲料に変える
ノンアルコールビールやノンアルコールワイン、ノンアルコールカクテルなど、今はおいしくて、かつ本物のお酒と区別が付かないほどのノンアル飲料が豊富。これまでのお酒をノンアルに代えることで、1日の飲酒量を減らすことができる。

4. 新しい趣味を手に入れる
お酒を控えると決めると、「時間が余ってしまう」と悲観的に感じることもあるかもしれない。ポジティブにソバーキュリアスをするためには、先に新しい活動や趣味を見つけておくこと。あらかじめ時間を埋めて目標を達成しよう。

5. 飲み物を水と交互に飲む。氷で割る。ストローを避ける
お酒を飲むたびにコップ1杯の水を飲むことで、飲酒量を遅らせよう。また、すべてを氷で割って飲むという手段も。グラスいっぱいに氷を入れて飲酒することで、1杯あたりのアルコール摂取量を減らすことができる。また、ストローを使うと、コップやグラスから飲むよりも、早く飲んでしまう傾向があることが研究により分かってる。

6. 事前に食事をする
満腹になると、アルコールの吸収が遅くなり、アルコールへの欲求も減る。また、飲酒と同時に食事をすることで、飲酒量を減らすことができる。

7. カフェインと混ぜない
カフェインはアルコールの抑圧作用を覆い隠してしまうので、自分がどのくらい酔っているのかがわかりにくくなるため、本来ならやめられたはずのお酒を飲み続けてしまうことがある。また、カフェインは、大量のアルコールに対する身体の自然な保護反応を抑制してしまう。

もし、あなたがアルコールに頼っていると感じたり、飲酒をコントロールするのに苦労しているなど、飲酒の問題があるかもしれないと思ったら医療機関に相談を。

健康上の理由から飲酒量を減らそうと考えている人も、週に1度の飲酒量を減らすことで、エネルギー、気分、人間関係にどのようなプラスの影響があるのかに興味がある人も、「ソバーキュリアス(しらふの好奇心)」は探求する価値のある概念かもしれない。好奇心は、たとえ行動に移さずとも、常に良いものであることを忘れないで!

text: Tomoko Komiyama

【関連記事】40代からはパリジェンヌのように! 素敵に年齢を重ねる生き方のヒント Vol.1 内から美活
【関連記事】なんだか肌の調子が悪い。初夏の肌トラブルと対策
【関連記事】春も腸活! 簡単&体にいい、感動レベルの発酵スープレシピ

リンクを
コピーしました