従業員食堂にも広がる、「帝国ホテル」のサステナブルへの取り組み
2023.5.25
2023.5.25
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一方、スタート時にはレストラン部門とは違った苦労もあったという。フランス料理が核となる「帝国ホテル」のレストランではスタッフの多くが調理経験の無い“社食の定番”、ラーメンやそば・うどんなども扱う必要があった。だが、不慣れなメニューも時間をかけ、工夫することで開発に成功。さらには、各レストランや宴会場の厨房で出た端材、販売しきれなかった商品をメニューに活かすことで、大きな社会問題でもある「食品ロス」の削減にも成功している。
施設名である「エスポワール」は、フランス語の希望を意味する“espoir”から。社会やホテル、ホテル従業員における持続可能性に向けた取り組みに将来への希望を託すという想いが込められた。従業員食堂はまさに、「帝国ホテル」グループを挙げて取り組むSDGs達成に貢献する大きな活動拠点のひとつとなっている。
帝国ホテル 東京 03-3504-1111
www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/
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©︎marie claire/text: Jun Makiguchi
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