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本場の生産者がサステナブルを追い求めたシャンパンとは?

創業以来4代にわたり自然と調和した製法を貫いてきたフランスの『メゾン・テルモン』が7月1日から、4種類のシャンパンを世界に先駆けて日本で発売する。

「レゼルヴ・ブリュット」は、シャルドネ、ムニエ、ピノノワールという3つの葡萄品種が繊細に結びついたフレッシュかつリッチな味わい。バニラやハニーの風味が絶妙なバランスで調和しているブランドの代表作。

レゼルヴ・ロゼ は、葡萄のシンフォニーと評させられる。4年にわたる収穫と醸造が基礎となっている。淡く美しいロゼの色合いは、ロマンスやハーモニーも呼び起こす。

レゼルヴ・ド・ラ・テール は、「TERRE(大地)」という名を冠し、豊かな大地の恵みをそのまま反映した。ユーロリーフ(EU産有機農産物マーク)認証を受けている。4種類で唯一、販売開始は9月上旬となる。


ブラン・ド・ブラン ヴィノテークは、15年をセラーで過ごしたシャルドネ100%という最高峰の一品。バトナージュ(樽の中でワインをかき混ぜ、澱の風味を逃さない製法)を行い、発生する澱(おり)を瓶口に集めるため、瓶を少しずつ揺らすルミアージュ(動壜)も全て手作業で行われる。

取り扱いは全国の百貨店など。

いずれもラベルには、使用している葡萄の品種と割合、ヴィンテージ、製法、適温などの情報が明記されている。収穫する年ごとに個性が異なることから、各ボトルにシリアル番号を記載し、ボトルの中身から生産の歩みまでのすべてを把握できるようにしている。

「メゾン・テルモン」は1912年、フランスのシャンパーニュ地方エペルネ近郊のダムリーに「J・ド・テルモン」として創業され、現在まで家族経営を貫いてきた。“唯一無二であれ”をモットーに、自然への敬意を大切にしながら、次世代のために環境を守るための取り組みを続けてきた。

現在シャンパーニュ地域では、オーガニック認証を受けた葡萄畑は全体の3%程度だが、「メゾン・テルモン」では2017年には所有する葡萄畑(約24.5ha)の72%にオーガニック認証を受けた。2025年までに100%オーガニック認証取得を目指している。

生物多様性の保全を促すため、今後3年間で畑の周辺に2500本の低木を植えて「インセクトホテル(虫のホテル)」を作ることにしている。

2021年からはシャンパーニュ地方では初めて、外装材やギフト包装材の製造と使用を禁止した。二酸化炭素の排出量を減らすため、メゾン敷地内に太陽光発電システムを設置。メゾンで使う車はすべて電気自動車に切り替えた。

スピリッツを扱うレミーコアントローが、2020年にテルモンの株式の大半を買い取り、2021年に「メゾン・テルモン」と改名した後も、独自のスタイルを続けている。

メゾン・テルモンのルドヴィック・ドゥ・プレシ社長は発売に合わせて、以下のコメントを送っている。
「テルモンは、これまで他のどのような大手シャンパーニュメゾンも成しえなかったことに挑戦しています。レミーコアントローグループの支援を得て、ベルトラン・ロピタルとともにこのすばらしい冒険の先導役を務めることを、たいへん幸運に思っています。テルモンは、比類なき個性を備えたメゾンであり、代々受け継がれてきたクラフツマンシップと強い志を誇り、自然との新たな結びつきの担い手として模範を示していくという意欲に満ちています。伝統と自然という2つの価値が、テルモンによって、これまでにないほど明確に世界中に向けて体現されるのです」

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