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日本最古の美肌の湯、「界 玉造」で過ごす癒やしの島根旅。人力車で夜桜巡りも

日本最古の湯ともいわれている島根県・玉造温泉は、古くから“美肌の湯”として知られている。この歴史ある土地の伝統や四季を存分に堪能できるのが、星野リゾートが展開している温泉旅館「界 玉造」だ。全室に備えられた露天風呂で満喫する温泉はもちろんのこと、しじみやずわい蟹など旬の食材を使った会席料理、毎夜開催される伝統芸能「神楽」など、島根の魅力が満載。

1300年前から続く “美肌の湯”

温泉 内風呂

玉造温泉の歴史は古く、西暦733年編纂(へんさん)の「出雲国風土記」には「ひとたび濯(すす)げば則(すなわ)ち形容端正しく、再び浴すれば則(すなわ)ち万の病ことごとく除く(一度入浴すると肌は美しくなり、二度入ればどんな病気や怪我も治ってしまう)」と記されている。奈良時代にはすでに人々から愛されていた、由緒ある温泉だ。こんこんと湧き続ける名湯に浸かればその理由がわかるはず。なめらかな湯が導く、美しい“玉肌”を手に入れて。

大浴場 露天風呂

最高の癒やしと島根の伝統に浸る、ご当地部屋「玉湯の間」

ご当地部屋「玉湯の間」全景
1階 客室露天風呂(信楽焼)

2022年11月にリニューアルした客室は、全室がご当地部屋「玉湯の間」としてオープン。土地の個性を味わえる、より居心地のよい空間へと生まれ変わった。全室に檜(ひのき)または信楽焼の露天風呂が備わっているので、大浴場の開放感とは異なるプライベートなスペースで癒やしの時間を独り占めできる。

ご当地部屋「玉湯の間」リビング
ご当地部屋 しつらえ

客室には伝統工芸の藍染め、島根発祥と言われる日本酒の樽をモチーフにしたテーブル、茶の湯文化とゆかりのある島根ならではの茶器などアメニティーも充実。隅々にまでこだわりがたっぷりと詰まっている。

竹あかり

客室は中庭を囲むように配置され、松江エリアで盛んな庭園文化が取り入れられている。爽やかな風が吹き抜ける夕刻には、笹が揺れる庭で竹灯籠が柔らかな灯りを放つ。中庭に面した食事処では、幻想的な竹あかりを眺めながら食事をすることも可能だ。

茶の湯体験イメージ

松江は江戸時代に茶の湯文化が栄え、京都、金沢と並ぶ三大茶処の一つとして知られている。日本庭園が望める茶室では、三斎流や裏千家の亭主によるお点前をいただける。茶の湯体験を通して、いっとき喧騒(けんそう)から離れ、島根の歴史や自然の声に耳を傾けてみては。(無料)

関連情報
  • 「界 玉造」
    住所:島根県松江市玉湯町玉造1237
    電話:050-3134-8092(界予約センター)
    客室数:24室・チェックイン15時 チェックアウト12時
    アクセス:【電車】JR玉造温泉駅より車で約5分/【車】山陰自動車道 松江玉造ICより約10分
    料金:1泊 ¥38,000〜(2名1室利用時1名あたり、サービス料込・税込、夕朝食付)
    https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitamatsukuri/

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