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京都桜の名所&グルメ②哲学の道と美食ガイド認定うどん【町家宿おかみの、たびする京都くらす京都。】

春休みシーズンに入り、桜の花も見頃を迎えています。数多くのお花見スポットのある京都で、町家をリノベーションした宿「karigane」を夫婦で営む下岡莉香さんが地元ならではのオススメスポットを紹介するこの連載。 今回はあの有名な桜の名所を、地元民のとっておき情報とともにご案内します

今年は暖かくなるのがとてもはやく、まるで季節に急かされているような焦りを感じてしまいます。

京都ではいよいよ本格的に桜が咲き始めました。今回は、京都に数多ある桜の名所の中でも私が大好きな、哲学の道をご紹介します。

①400本の桜並木は圧巻。哲学の道

哲学の道は、銀閣寺と永観堂や南禅寺の間にある小径です。琵琶湖から京都へと引き込まれた疎水沿いで、西田幾多郎をはじめとする京都大学の哲学者らが好んで散歩し、思索を深めたといわれています。

京都 哲学の道 桜
400本の桜が咲き誇る哲学の道

哲学の道に植えられている桜は、昭和初期の日本画家である橋本関雪が京都市に寄贈したのが始まりです。現在はおよそ400本といわれる桜が1.5キロの間で花を咲かせます。

京都 哲学の道 桜並木
水面に映る桜も美しい

哲学の道は世界各地から観光客が訪れる有名観光地ですが、7時か8時ごろまではまだまだ静かな雰囲気で桜を楽しめます。早い時間なら、疎水から朝もやが立ち込めます。そんな中で眺める桜並木は本当に神秘的です。

Profile

下岡莉香

しもおかりか 大阪府出身。奈良女子大学卒業後、繊維商社で生地輸出を担当。より活躍できる場を求めて退社後、夫婦で1年5ヵ月、44ヵ国世界一周の旅へ。日本文化の奥深さに目覚め、町家一棟貸しの宿kariganeを開業。1児の母。
HP:https://rokushou.net/karigane/

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