様々な価値観を持った人々が行き交う世界屈指の国際都市で、日本ならではのホスピタリティを表現し続けてきた帝国ホテル 東京。近年「食」を通じたホスピタリティにも力を入れ、すべての人にとってくつろげる空間であるために、多様な食の提供や食品ロス削減など、社会的課題の解決に率先して取り組んでいる。

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その代表例が、第14代東京料理長の杉本雄氏を中心とした「おいしく社会を変える」取り組みだ。すべてのゲストに食の選択肢を、という「食のバリアフリー」の考えから、100%植物由来の原材料を使ったヴィーガンメニューを、レストランやホテルショップ等で拡充(各レストランで事前予約)。「誰ひとり取り残さない」という想いを、食を通して表現している。
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食品ロス削減への取り組みでは、廃棄を極力出さない「サーキュラー・エコノミー」を意識してレシピ開発した〝耳まで白くて新食感〞なサンドイッチ用の食パンや、食材の端材を利用した「アップサイクル」商品のフレーバーソルトなどを展開し、未来を見据えたホテルの在り方を深化させている。
こういったサステナブルの考えの延長線上にある活動のひとつが、子どもたちへの食育だ。1990年にフランスで始まった「味覚の一週間」®に杉本東京料理長が参加し、昨年、ホテル近隣の小学校で食育の授業を行った。

また、夏の暑い時期に日比谷を訪れる人々を少しでも涼しく迎えたいという想いから、2011年より地元の企業や施設とともに「エンタの街 日比谷 打ち水月間」を実施。日本に伝わる古くからのおもてなし文化を通して、地域との繫がりも深めながら、環境問題にも取り組んでいる。