×

RIKACOさん流「自分を愛しアップデート」40代の“学び”が50代の今を形づくる

60代を見上げた今、新しく学びたいこと

今月で57歳を迎えるRIKACOさん。世間で言う定年退職の年齢まで、あと3年だ。60歳に向かって、今後のライフプランを尋ねると──「60歳に向けて、もう一度自分の体と向き合いたい」と返答が。

「ちょっとサボっていたのもあるんだけど、50代の後半から本当に筋量が下がっちゃうんですよね。別に若い時のスタイルをキープしたいとかではないんだけど、ある程度筋量がついてないとケガにつながったりとか、代謝が落ちちゃったりとかね。どうしても一人だと甘えちゃうので、パーソナルトレーニングをまた始めたんです」

「健康のためにも60代を意識した体作りに興味がある」とRIKACOさん

そして筋量だけではなく、フェムケアについても関心を寄せているそう。「高齢化が進む今の時代、閉経後の女性たちがこれからもっと輝くために、フェムゾーンのケアは欠かせない」とRIKACOさんは言う。

「先日、産婦人科の先生がいるビューティクリニックで、30分座るだけで骨盤底筋群が鍛えられる機械を体験したんですが、本当に衝撃で。どうしても閉経後は膣が薄くなるし、骨盤底筋群って毎日トレーニングしていてもなかなか追いつけないんですよ。私自身、今まで『そこまでしなくても、いいんじゃない?』なんて思っていたんだけど、やってみたらびっくりするくらい違くって──」

「女性をキープするというか、自分たちを保っていく上で大事な分野。だからこそもっと追求していきたい」という言葉には、“自分自身を愛することが基本”という、RIKACOさんのまっすぐな思いが伝わってくる。

「私たち世代が悩まず輝くために、そうやって人の力を借りてケアしていくときっと内側からの自信につながりますよね。私も新しくその分野の勉強を始めています。60代、次のステップに進めるためにも、やっぱり勉強は欠かせないですね」

“閉経”や“更年期”など、口にしづらいワードも話してくれたRIKACOさん。そのオープンマインドと飽くなき探究心こそが、変わりゆく時代にもしなやかに揺れる“自分軸”になっているに違いない。

interview & text: Akiko Yoshida

【関連記事】第一回 河村真木子さんの「当たり前を手放す勇気」。会社員から日本一のオンラインサロン運営者へ
【関連記事】第二回 クリス-ウェブ 佳子が語る「娘たちとの距離、パートナーとの関係、そして次なる“肩書”は?」

Profile

RIKACO

タレント。1966年生まれ。13歳でスカウトされモデルデビュー。2020年に代表を務めプロデュースするライフスタイルブランド「LOVE GIVES LOVE」(https://love-gives-love.com)をスタート。2023年にはアパレルブランド「LOVE GIVES LOVE écru」がローンチ。
Instagramrikaco_official
YouTubeRIKACO LIFE

リンクを
コピーしました