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RIKACOさん流「自分を愛しアップデート」40代の“学び”が50代の今を形づくる

息子ふたりの助言が人生の次のステップへ

コロナ禍で始めた人生の新しいスタート。それは「LOVE GIVES LOVE」だけでなく、新しいメディア、YouTubeもある。今ではチャンネル登録者数19万人にも上るYouTubeチャンネル「RIKACO LIFE」だが、当時は「私がYouTubeなんて絶対ムリ!」と思っていた、と話す。

「長男から『これからはYouTubeだし、セルフプロモーションの時代だよ』と言われたんですが、私自身は『え〜? YouTubeなんて興味ないし、絶対できないよ〜』なんて言っていたんですね。ただ長男は『絶対合ってるって!』と背中を押してくれて、最初の頃は一緒に手伝ってくれていたんです」

ご長男からの提言で始まったYouTube。いざスタートしてみたら、誰にやらされているわけでもないその自由さに、RIKACOさん自身が楽しんでいったそう。そして「LOVE GIVES LOVE」では、ご次男からのひと言が大きく影響しているという。

「“LOVE GIVES LOVE”を始める前に、サーファーである次男と一緒に海へ行ってアイデアを話してみたら、『今の時代はモノだけ売って自分だけが儲かっているのって、なんか違うと思う。その利益をドネーションしたり、人や地球のためになったりすることができたらいいよね』と言われて。ああ、その通りだよなぁって思ったんです。

二人の息子は趣味も全く違くて対照的なんですけど、私が進んでいる道がズレそうになると、息子たちが「ちょっと違うんじゃない?」と正してくれるんです。それぞれにプロデューサーがいるみたいな感じだから、私にとっては本当に心強いですね、うん。私たちって、不思議な家族なんです」

派生してアパレルラインもスタート

そして、3月にはアパレルライン「LOVE GIVES LOVE écru 」もローンチした。そこにも「自分自身をたっぷり愛する」というRIKACOさんの哲学がしっかり反映している。

「以前にも服のブランドのクリエイティブディレクターを務めたことがあったのですが、その時はもう、これが本職か!と思うくらい大変だったんですね。毎シーズン企画を立てて、買い付けにも行って、モデルもやって。それが終わったとき、もう洋服を仕事にするのはいいかなと思ったんです。

でもだからといって私は洋服を買わないわけではないし、生活とは切り離せない大事な自分自身を表現するもの。だからこそ、今度は気に入ってくださった分だけを、過剰な包装をせずに作って届ける、受注生産でもの作りができることになったんです」


プロデュースを手掛けた「LOVE GIVES LOVE écru」を着用するRIKACOさん。モノトーンで大人に仕上げたロゴTを、テーラードパンツでスタイリッシュに

RIKACOさんのもの作りはもちろん、ライフスタイルでも一貫している「自分を愛すること」。そこには、「自分次第で、自分はどうにでも変われる」という前向きなポリシーがある。

「だって誰も私のこと、やってくれないじゃない(笑)。だから自分をケアしていくのも、心を育てていくのも、自分次第だと思うんです。なるべく体にやさしい食べ物を食べたいなと思うし、五感を大切にしたいし、そうすると見える世界も変わってくるし、選ぶものも変わってくる。すべてはつながっていると思うんです」

Profile

RIKACO

タレント。1966年生まれ。13歳でスカウトされモデルデビュー。2020年に代表を務めプロデュースするライフスタイルブランド「LOVE GIVES LOVE」(https://love-gives-love.com)をスタート。2023年にはアパレルブランド「LOVE GIVES LOVE écru」がローンチ。
Instagramrikaco_official
YouTubeRIKACO LIFE

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