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美弥るりかのエッセイ「宝塚卒業後にやってきたコロナ禍。この先の生き方を考えた」

元宝塚の男役のなかでも個性際立つ抜群の存在感で人気を誇った美弥(みや)るりかさんによるエッセイ「美弥るりかの暮らしのパワーチャージ」。marieclairejapon.comオリジナル連載として2021年12月から始まったこの連載は、今回が最終回です。連載を締めくくるにあたり、「暮らしのパワーチャージ」というタイトルに込めた思いを綴ります

「暮らしのパワーチャージ」に込めた思い

みなさまこんにちは! 「暮らしのパワーチャージ」をお読みいただきありがとうございます。

急なお知らせになってしまいますが、1年以上書かせていただいたこの連載、今回が最終回となります。

なぜ「暮らしのパワーチャージ」という題名で始めたいと思ったのか、最終回を書こうとした時に、ふと振り返ってみました。

この連載でもおなじみ、るっちゃんこと愛猫ルシェ

連載にも“本当のプロフィール探し”という記事を書いたことがありますが、それまでの私はあまりにも忙しかったため、“芸名の自分”と“本名の自分”がかけ離れてしまっていることに気がつき、「本当の自分探し」を始めました。
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宝塚歌劇団を卒業して、半年後にコロナ禍となり自分と向き合う時間が増えた時には、どんなふうにこの先の人生を送っていきたいのか、をよく考えていました。

自分の“好きな物”や“好きなこと”になるべく多くの時間触れて過ごすには、どうしたらいいのかなと模索していました。

根気強く「自分探し」を続けた結果、今は心地よいものは何かということがだんだんと見えてきて、心の安定も感じることができています。

何か皆さまにその様子を伝えることができたらな、という気持ちから、この連載を書かせていただいていました。

Profile

美弥るりか

美弥るりか
みや るりか アーティスト、俳優。 2003年に宝塚歌劇団に入団(89期)。星組に配属後、12年に月組へ組替え。幅広い役柄を好演し、人気と実力を兼ね備えた男役スターとして活躍。17年『 瑠璃色の刻 』、19年『 アンナ・カレーニナ 』で主演を務め、同年6月退団。退団後、ジェンダーフリーな表現者、アーティストとして舞台やライブ公演等で活躍中。2023年2月、東京・帝国劇場で上演開始となった『キングダム』に出演、同公演の博多座公演(4月2日~27日)、札幌文化芸術劇場hitaru公演(5月6日~11日)にも出演を予定している。8月には「a new musical ヴァグラント」(明治座)への出演も決定。詳細は下記オフィシャルサイトへ。
◆OFFICIAL SITE https://rurikamiya.com/

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