2026年後半に向けて、身のまわりを整理して、多くの人とコミュニケーションを行うことで運気をあげていける9月。
「芸術」「スポーツ」「美食」など、秋につく言葉は多いので、イヴルルド遙華さんのおすすめアイテムを手に、アクティブに動き回って、そろそろ2027年を最高の運気にする準備を始めましょう!
9月は、これまでの開放的な夏のムードから一転、周囲との調和やバランスを重んじるフェーズへと移行する1か月です。月の前半、11日に乙女座のハウスで新月を迎え、同日に水星が天秤座へと移動しました。この星回りは、日々の暮らしを見直し、無駄をそぎ落とし、本当に大切なものを選び、丁寧な暮らしを意識するといいタイミングです。天秤(てんびん)座の守護神でもある美の女神アフロディーテがあなたをサポートしてくれるでしょう。
いつかやろうとため込んでいた作業や、見ないようにして蓋をしていたモノやコトを整理したりして、いつもは適当に済ませてしまっていることほど、じっくり時間をかけて取り組みましょう。愛用しているメイクポーチやエコバッグを洗ったり、ボロボロの持ち物を買い替えたりなど、毎日のように使用するものをキレイにすると◎。
さらに、23日に太陽が天秤座のハウスへ入ると、社交性と気品あふれる立ち振る舞いがあなたの魅力を一層引き立てるので、周囲の誘いには出来るだけ顔を出すこと。そして、洗練された物腰を心がければ、運気はアップします。
ただし、27日の牡羊(おひつじ)座の満月に向けては、内なる情熱や本音が少し過激な形で外へ湧き上がりやすく、意見の衝突を感じる場面もあるかもしれません。これは、自分の本当の願望を確かめるための有益なプロセス。感情的に相手を論破しようとするのではなく、一歩引いて状況を客観的に俯瞰(ふかん)するスマートさを保ちましょう。
感性を研ぎ澄ます静かな芸術体験が、今月の運気を引き上げます。天秤座のエネルギーが高まるこの時期は、時代を超えて受け継がれてきた美しさに触れることで、日々の雑音で乱れがちだった心のバランスが整うでしょう。由緒あるホテルで食事をする、歌舞伎や能など伝統芸能の鑑賞をする、コンサートで美しい旋律に耳を傾ける、格式ある美術館で洗練されたアートを眺めるなど、“芸術の秋”を満喫してください。
時代を超えて受け継がれてきた美を愛(め)でることが最高の開運につながる9月。訪れるなら、建築美も、名品コレクションも楽しめる美術鑑賞へ出かけましょう。おすすめは、歴史的建造物の中で国宝も目にできる「静嘉堂文庫美術館」。国の重要文化財である「明治生命館」にあり、世界に3件しかない「曜変天目」をはじめとする数々の東洋古美術のコレクションを堪能できます。
国宝 《曜変天目(稲葉天目)》 建窯 南宋時代(12~13世紀) 静嘉堂文庫美術館蔵
《曜変壺》 河井寬次郎 昭和2年(1927年)頃 静嘉堂文庫美術館蔵
9月からは、大正・昭和期を代表する陶芸家・河井寬次郎(1890~1966)の没後60周年を記念した展覧会を開催。今からおよそ100年前の大正14年(1925年)に、柳宗悦や濱田庄司とともに「民藝(みんげい)」=民衆的工藝の語を生み出し、「用の美」を意識したやきものを創作した寛次郎。静嘉堂は昭和初期を中心とする51件の作品を所蔵しています。今回、初公開の2件と25年ぶりの公開となる49件を初めて全件公開。さらに、寬次郎に着想を与えたと考えられる日本・中国・朝鮮などの古陶磁を展示し、その創作の源泉を探る企画です。それらの名品と寛次郎作品と比較することで、彼が作品の中に生かした先人の造形美を見つける楽しさがあります。
Information
「民藝SHOCK―没後60年 静嘉堂の河井寬次郎」
会期:~11月8日(日) ※会期中、一部作品の展示替えがあります
会場:静嘉堂@丸の内(東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館1階)
休館日:毎週月曜日(ただし 9月21日〈月 ・祝〉、10月12日〈月・祝〉は開館)、9月24日(木)、10月13日(火)
開館時間:10時~17時 ※入館は閉館の30分前まで(毎月第4水曜日の 9月23日〈水・祝〉、10月28日〈水〉は20時まで開館。
11月6日〈金〉、11月7日〈土〉は19時まで開館)
入館料:一般1,500 円ほか
https://www.seikado.or.jp
国立劇場や歌舞伎座などで、気になる演目やお気に入りの演者の舞台を鑑賞するのもいいけれど、人気のチケットはなかなか入手が困難。そんな時には、思い立ったらすぐに伝統芸能に触れられる場所へ出かけましょう。
ベストスポットは、東京・日本橋の複合施設「福徳の森」の地下にある隠れ家レストラン&バー「水戯庵(すいぎあん)」。「水戯庵」があるのは、多くの文人墨客が愛した幻の料亭「百川」の跡地。そんな格式ある場所で、能や日本舞踊など流派を超えた本格的な公演のクライマックスシーンをダイジェスト版で堪能できます。伝統芸能を鑑賞することに慣れていない人でも気軽に足を運べるのが魅力。上演時間も19時から22時なので、平日でも仕事帰りに寄ることが可能です。演目も日替わりのため、気に入れば、何度か通う楽しみも。
和食の基本となる出汁(だし)にこだわり、“二十四節気七十二候”ごとの味覚を盛り込んだ季節のおまかせコースのディナーも評判の高いもの。能のリズム「序破急」で最旬の料理が繰り出されるさまは、もう一つのエンターテインメントです。
福徳の森は、「芽吹神社」とも呼ばれる「福徳神社」がある場所で、一粒万倍日には宝くじ当選、厄よけ、開運祈願に訪れる人が列をなす場所。そんな縁起のよい場所で、一流の演者による伝統芸能が間近に鑑賞でき、おいしいものも食べられれば一気によい運気に恵まれそうです。
日替わりで伝統芸能を披露
「水戯庵」では、江戸時代に狩野派の絵師が描いたと言われる由緒正しい老松を背景にした能舞台を間近に望めます

コース料理の一例
Information
水戯庵
東京都中央区日本橋室町2-5-10 福徳の森 地下1階
営業時間:18時〜23時30分(バー/ラウンジ利用のみ21時〜23時30分)
定休日:日曜・月曜
予約(電話もしくはオンライン): tel. 03-6262-0826(火曜〜土曜:15時〜23時)
https://suigian.jp/