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キャサリン妃とメーガン妃が悲しみの喪服姿で再会。ウィリアム皇太子、ヘンリー王子とともに結束示す

©️WPA Pool/Getty Images

ヘンリー王子が英国王室を離脱して以来、久しぶりに、あの4人が一緒に姿を現した。女王の死を悼み、ウィンザー城に集まっていた国民たちは、ウィリアム皇太子、キャサリン妃、ヘンリー王子、メーガン妃のサプライズ登場に驚きを隠せなかったようだ。

喪服姿で現れた、4人の姿に驚きの声

エリザベス女王の死去を受け、9月10日、2年以上ぶりにウィリアム皇太子、キャサリン妃、そしてヘンリー王子にメーガン妃の4人が揃ってウィンザー城に現れた。ウィリアム王子は現在、正式に皇太子に即位し、王位継承権一位となった。そして、その称号はプリンス・オブ・ウェールズに。そしてキャサリン妃はプリンセス・オブ・ウェールズに更新された。『People』誌によると、ウィリアム王子は「家族にとって、大変困難で大きな局面を迎えている今こそ、団結を示すことが重要」との考えで、ヘンリー王子とメーガン妃に、共にウィンザー城を訪問することを依頼したのではないかと報道している。亡き女王を称えるため喪服で現れた4人は、集まった群衆に手を振り、花束や添えられたカードを手に取って、人々と握手をするなどして、40分間ほど滞在し、人々に感謝の意を伝えた。

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喪服姿でウィンザー城の外に現れた王子夫妻たち。左からキャサリン妃、ウィリアム王子、ヘンリー王子、メーガン妃。©️WPA Pool/Getty Images

女王亡き今、この困難を再び、兄弟で乗り越える

かつてとても仲の良かった兄弟は、ヘンリー王子とメーガン妃が2020年の初めに王室を離脱し渡米して以来、関係は複雑化。2021年にアメリカのTV番組に出演したヘンリー王子は、ウィリアム皇太子との関係について「今のところは距離がある」と語っていた。「私はウィリアムを心から愛している。一緒に多くの困難を乗り越えてきたし、共通の部分もたくさんある。でも今は別の道を歩むことになってしまった」とも話した。ウィリアム皇太子もヘンリー王子に歩み寄ることはなく、今年5月に開催された女王陛下在位70周年を記念したイベントでも、4人が揃って姿を現すことはなかった。さらに女王が他界するまでチャリティ活動で英国を訪れていた弟夫婦に会うことは考えてなかったようだ。

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4人は、ウィンザー城の外で献花やカードなどを見た後、市民たちとも交流。©️WPA Pool/Getty Images

ウィリアム皇太子はSNSで声明を発表

10日の土曜日の朝(現地時間)に、チャールズ3世新国王の即位が宣言された。式典での宣誓を通じて、女王の意思を継ぎ、責任と義務を果たすと述べた父の姿を目にしたウィリアム皇太子は、公式のSNSで「女王の死を悲しむ一方で、とても強く感謝をしています。私はこれまで女王の叡智と安心感に守られてきました。私の妻は20年間、女王の庇護を受け、3人の子供たちは女王と一緒に休暇を過ごし、生涯記憶に残る時間を共にすることができました。彼女は私の最も幸せな時に側にいてくれ、そして最も悲しい日々にも寄り添ってくれました。この日が来ることは分かっていましたが、祖母のいない生活が実感てきるようになるにはまだ時間がかかりそうです」との言葉を公表。さらに「私は父親であるチャールズ3世新国王をサポートすることで、亡き女王を心から追悼したいと思います」と語っている。

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