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さらに魅力を増すアン・ハサウェイ。溢れる笑顔と気品漂う美しさの秘訣とは?

今年40歳という人生の大きな節目を迎える女優のアン・ハサウェイ。大ヒットした映画『マイ・インターン』(2015)以来となるロバート・デ・ニーロとの共演作『アルマゲドン・タイム』(2022)を提げ、初めてカンヌ国際映画祭に登場。そのレッドカーペットで目を引いたのが、彼女がグローバルアンバサダーに就任した「ブルガリ」の煌めくハイジュエリー。仕事も私生活も充実し、女性としての輝きが加速するアンと、その魅力をさらに際立たせるジュエリーをクローズアップ。

8/25号 表紙 アン・ハサウェイ

今年5月、フランスで開かれたカンヌ国際映画祭に初めて出席し、大きな話題を呼んだのがアメリカ人女優のアン・ハサウェイ。彼女は、2001年にごく普通の女子高生が王女になる、というまさにシンデレラストーリーを描いた映画『プリティ・プリンセス』に主演し、銀幕デビューを果たした。

そもそも、弁護士の父親と元舞台女優の母親のもと、ニューヨークで生まれた彼女が演技の世界に興味を持ったのは、幼い時に見た母の演じる姿がきっかけだった。1999年にテレビドラマの主役を演じ、キャリアをスタートした後、映画出演のオファーも順調に増えていく。そして、2006年にファッション界の裏側をコミカルに描き大ヒットした映画『プラダを着た悪魔』でその人気は一気にブレイク。トップ女優への階段を駆け上がっていった。

コメディタッチのものからシリアスな作品まで、幅広く演じることができるアンは2012年、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役で、アカデミー賞助演女優賞、ゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞。名実ともにハリウッドのトップリストへの仲間入りを果たす。

「ブルガリ」のグローバルアンバサダーに就任したアン・ハサウェイ

そして今年で40歳になるアン・ハサウェイは、イタリア・ローマ生まれのハイジュエラー、「ブルガリ」のグローバルアンバサダーに就任した。ファッション界からもさらに注目が集まっている彼女は最近、スタイリストを変更し、新しいイメージを模索しているようだ。現在、アンを担当するセレブリティスタイリストのエリン・ウォルシュは「アンはファッションのことをとても熟知しています。この場面ではどのような装いが正しいのか、を見極める能力も備えている。彼女は自分が着たいものを着るのではなく、カンヌ映画祭の背景や歴史を考慮したドレスアップを心がけているのです」と分析。

ファッションにも精通しているアンが今年のカンヌ映画祭で身につけていたのが「ブルガリ」の貴重な作品のひとつである“メディテレーニアン レヴァリィ(地中海の幻想)”と名付けられたネックレスだ。今年6月にパリで発表された140点以上のハイジュエリーとハイエンドウォッチで構成される壮大なコレクション“ブルガリ エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ”の中の一点で、クッションカットの希少なスリランカ産サファイア、プラチナ、そしてバゲットカットのサファイア、さらにブリリアント、ペア、パヴェなどさまざまなダイヤモンドを飾ったチェーンと組み合わせたドラマティックな逸品だ。その美しい存在感を放つエレガントなネックレスをデコルテが大きく開いたシンプルな白いドレスとコーディネートし、隙なく見事にまとめて見せた。

「これまでブルガリを代表してきた女性たちのことを考えると、彼女たちのレガシーの一員になれることはとても光栄です」とアン。彼女は、「ブルガリ」の新しいブランドキャンペーンのために特別に撮影されたショートムービーに、同じくグローバルアンバサダーを務める女優のゼンデイヤとともに出演している。「ブルガリ」のルーツであるローマを舞台にして撮影されたムービーでは、映画『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(2013)などで知られるイタリア映画界の巨匠、パオロ・ソレンティーノが監督を務めた。

監督についてアンは、「パオロは自分をしっかりと持っていて、好きなものが明確に分かっている監督です。私はただ、巨匠の手の上で踊らされていただけ。ストーリー、動き、美しさ、それらをすべて同時に理解している人だと思いました」。

このムービーの、さらには「ブルガリ」の2022年のブランドキャンペーンのテーマでもある「Unexpected Wonders(思いがけない驚き)」にちなんで、撮影中の記憶に残っている出来事は?と質問されたアンは「途中、雲の切れ間から太陽が顔を出すのをみんなで座って待っていた時のことです。私たちはみんな、ゆっくりと光とともに動かなくてはならなかった。あれはとても美しい瞬間でした。生きている限り、思いがけない驚きを見つけることはできると思います。幸運にも、そこに目を向けることができれば、その驚きはどこにでもあるものだと思います」。

ムービーの中でアンが纏った「ブルガリ」の素晴らしいジュエリーと同じように、40歳という節目の年を迎え、さらに輝きを増す女優、アン・ハサウェイから目が離せない。

ローマで撮影されたブランドムービーで、アン・ハサウェイが纏った“トリビュート トゥ パリ”のネックレスは、ローマからパリへの賛辞がテーマ。中央に配した35.53カラットのカボションカット・エメラルドの周りには、エッフェル塔をモチーフにした461個のエメラルド、合計60カラットを超えるダイヤモンドなどをセッティング。柔らかな曲線を描くネックレスは手作業で丁寧に成形され、完成にはなんと2,000時間も要する。ネックレス“トリビュート トゥ パリ”(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)

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ブルガリ ジャパン tel: 03-6362-0100

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