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キャサリン妃も大助かり!子守り役もこなすエリザベス女王の孫娘とは?

©️Will Warr/Duke and Duchesse of Cambridge/Kensington Royal/Best Image / Aflo

英国王室のファミリーがプライベートな時間を楽しむためしばしば訪れる、スコットランド北部、ハイランドのバルモラル城。今年も忙しい公務の間を縫ってウィリアム王子とキャサリン妃、そして3人の子どもたちがこの地を訪れた。

第3の家で過ごす、家族水入らずの休暇

ケンブリッジ家、すなわちウィリアム王子とキャサリン妃、そしてジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人の子どもたちは、世界中から注目を集める家族のひとつ。そんな5人の家族は現在、ロンドンのケンジントン宮殿と自然豊かなノーフォーク州の「アンマー・ホール」のセカンドハウスを拠点としている。新型コロナウィルスの感染拡大を受けて長期滞在していた「アンマー・ホール」から、今年初めにロンドンのケンジントン宮殿に再び引越ししたことも話題になった。

そしてケンブリッジ家がこの夏に訪れた第3の家が「タムナガー」。3つの寝室からなるコテージ「タムナガー」はエリザベス女王が所有するスコットランド北部ハイランドのバルモラル城の敷地内に建っていて、ウィリアム王子がクイーン・マザー(曽祖母)から相続したもの。バルモラル城は、エリザベス女王が毎年夏の休暇を過ごすお気に入りの場所で、子どもや孫たちなどロイヤルファミリーもここに集い、ゆっくりと一家団欒の時を過ごす。女王にとっては、亡き夫のフィリップ殿下と一緒に幾度となく訪れた思い出深い場所でもある。

子どもたちのお世話は、レディ・ルイーズにお任せ

この自然豊かなバルモラル城の「タムナガー」で、今年の夏、ケンブリッジ家と一緒に夏季休暇を満喫したのがレディ・ルイーズ・ウィンザー。彼女は、エリザベス女王とフィリップ殿下の三男、エドワード王子とソフィー妃の長女で現在、17歳だ。ウィリアム王子とヘンリー王子のいとこにあたる。彼女がルイーズ王女と呼ばれないのは、その生誕時に両親が王女の称号を名乗らせないと決めたから。そこには、子どもにより普通の生活をさせたいという親心が込められている。

エリザベス女王が溺愛する孫娘のレディ・ルイーズ・ウィンザー。7月に開催された「ロイヤル・ウィンザー・ホース・ショー」で見せたエレガントな乗馬スタイルと可愛い笑顔が印象的!©️REX / Aflo

ロンドン郊外のサリー州にある邸宅で育ったレディ・ルイーズ。その場所は、エリザベス女王とフィリップ殿下がしばしば時間を過ごし、今年4月に亡くなった殿下が埋葬されたウィンザー城のそばであり、彼女はよくお城を訪れ、女王とのお茶の時間や乗馬を楽しんでいたそう。さらに女王や殿下と同じく乗馬が趣味の彼女に、フィリップ殿下は2頭のポニーと馬車を遺したという。2019年には女王や殿下とともにバルモラル城に長期滞在するなど、レディ・ルイーズは2人にとって、最もお気に入りの孫娘といわれている。

「ロイヤル・ウィンザー・ホース・ショー」に出席したレディ・ルイーズ・ウィンザーは、トラッドな紺ブレスタイルに「クロエ」のバッグを合わせたさりげないお洒落で、すっかりお姉さんの雰囲気に。©️REX / Aflo

今回の滞在では、ケンブリッジ家の3人の子どもたちの遊び相手になって、キャサリン妃をしっかりサポートしたとか。乗馬が得意で、子どもたちからも好かれる新世代のロイヤルファミリー、レディ・ルイーズ・ウィンザーのこれからに注目したい。

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  • This article was published on marieclaire.co.uk


    text: Jenny Proudfoot


    translation: Tomoko Kawakami


     

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