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デビュー25周年、冨永愛が語るモデル人生、そして俳優への挑戦

──今日の撮影で着た「ブルネロ クチネリ」の服の感想は?
冒険家にインスピレーションを得たコレクションなので、今日の撮影はファッションもメイクもまさにサファリを探検する凜とした女性のイメージでしたね(P.14~19)。「ブルネロクチネリ」には、ラグジュアリーブランドならではの服のエネルギーを感じます。着ていて上質な素材感や、テーラリングの素晴らしさを体感しましたし、こういう服を着ると自然と気持ちが高まるんですよね。

カーディガン¥996,600 ベスト(スカーフ付き)¥302,500 ショートパンツ¥150,700 ブーツ¥287,100(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン)

──俳優業に本腰を入れたきっかけと、その魅力は?
19年放送のテレビドラマ「グランメゾン★東京」に出演させていただいたことがきっかけで、俳優の仕事が面白くなり、本気でやってみたい!と、演技のレッスンに通い始めました。俳優の仕事は、共演者の存在がとても心強く、お互いに影響を与え合いながらお芝居ができるところが大きな魅力。しかも私はまだ経験が浅いので、相手役や周りのベテランの方々に演技を引き上げてもらうことが多く、それがとてもありがたいし、勉強になっています。

──最近出演した作品の魅力やエピソードを教えてください。
NHKドラマ「大奥」で徳川吉宗役をいただいたことは本当に光栄でした。もともと日本の歴史や文化が好きで、時代劇に出演してみたかったんです。ましてや女性が将軍の役だなんて滅多にないですよね。大役なのでプレッシャーもありましたが、吉宗の生誕地の和歌山に行ったり、歴史を深掘りしたりと、歴史好きにとっての楽しみも。いつかサムライの役をやりたい、と殺陣や乗馬の練習をしていたので、吉宗の歩き方や仕草に生かされたと思います。映画『世界の終わりから』(23年4月7日公開)では、現代から約300年後(江戸時代から約600年後とはすごいタイムスリップ!)に、ただ一人生き残った人類、SORAの役を演じました。紀里谷和明監督が最後の作品だとおっしゃっているだけあって、脚本も監督も演出も本当に素晴らしい。とても深く、考えさせられるテーマで、演じていてもとても面白かったです。

──今興味のあることは?
ここしばらく縄文時代に夢中です。日本人のルーツである縄文人のコミュニティや、子育て、平和思想についてなど、調べれば調べるほど、本来の日本のあるべき姿が浮かび上がってきます。現代に生かせるような社会のしくみや生活のヒントがあるのではないかな、と。この話は熱くなりすぎてしまうのでこれくらいで(笑)。私はとにかく好奇心が旺盛なので、モデルを続けながら、興味のあることや、やりたいことを突き詰めて吸収して、人のためになるようなアウトプットをしていきたいです。

ブルゾン¥624,800 ブラトップ¥334,400 パンツ¥278,300 ベルト¥110,000(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン)

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お問い合わせ先

 ブルネロ クチネリ ジャパン tel: 03-5276-8300
www.brunellocucinelli.com

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