×

日本との絆を称える「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展、東京都現代美術館で開催

舞台芸術のような繊細かつ大胆な空間演出

本展覧会の大きな見せ場となるのが、吹き抜けのアトリウム。地下から地上1階にわたる広大なフロアに舞踏会用のドレスがずらりと並ぶダイナミックな演出だ。空間演出を手掛けた重松象平は、過去に開催された展覧会をリサーチし、この広い空間全体を有効に使うための工夫をしたという。

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICI ANO

この他にも、ジョエル・アンドリアノメアリソアの作品「コロラマ」と虹色に並べられたミニチュアのアクセサリーや、世界を巡回するプロジェクト「ディオール レディ アート」や「レディ ディオール アズ シーン バイ」で再解釈された「レディ ディオール」、「ミス ディオール」や「ジャドール」といったアイコンフレグランスなどを紹介。

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICI ANO

さらに、グレース・ケリーやナタリー・ポートマン、マリリン・モンローといった「ディオール」と所縁のあるスターたちを輝かせたルックや、世界中からインスピレーションを得たルックも展示。

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICI ANO

メゾンを創設した一人のクチュリエと才能豊かな後継者たちが築いた歴史。そして、日本と「ディオール」のアートやファッションをめぐる深い絆をひもとく展覧会を後にする頃には、夢のような気分に満たされるはずだ。

お問い合わせ先

東京都現代美術館  050-5541-8600(ハローダイヤル / 9:00-20:00 年中無休)/ 03-5245-4111(代表)

関連情報
  • クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ


    会期: 2022年12月21日(水)~2023年5月28日(日)


    休館日: 月曜日(1月2日(月)、1月9日(月)は開館)および12月28日(水)~ 1月1日(日)、1月10日(火)


    開館時間: 10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)


    会場: 東京都現代美術館 企画展示室 1F / B2F 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1


    観覧料: 一般¥2,000 / 大学生・専門学校生・65 歳以上¥1,300 / 中高生以下無料


    主催: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館


    特別協力: クリスチャン ディオール クチュール


    DIOR.COM 特設ページ

リンクを
コピーしました