格式高いシルバーで、日常を豊かに。山口美穂代表が「ジョージ ジェンセン」の魅力を語る
2022.11.24
2022.11.24
──創業地デンマークは、SDGsの達成度が高く、社会貢献や持続可能性を目指すうえで、世界をリードする国。福祉に手厚いお国柄が、ブランドにも受け継がれているのでしょうか?
「みんなで幸せを共有しよう、人の苦しみをなんとか助けようという雰囲気はありますね。ピープル・イニシアティブという従業員とその家族の福祉に重点を置いた考え方が我が社にはあります。会社にとって人材はアセット(財産)。みんながオリジナルだということを念頭に、ダイバーシティも大事にしています」
──本国、日本ともに、役職者の男女比がほぼ半数ずつだと伺いました。
「会社の考えは『ジェンダーレス』。女性の役職者を増やす努力をしているわけではありません。家庭環境なども一切ハンディとせずに能力を見て期待をかけます。だからこそ、性別を問わず産休・育休、介護休暇などが取りやすい環境を積極的に作っていきたい。風通しのよい組織環境は信頼関係、そして強い結束を生みます。それがブランド力に繫がると信じています」
──SDGsの中で、そのほか特に取り組んでいることについて教えてください。
「天然資源をベースとするジュエラーだからこそ、リサイクル素材の使用、特にゴールドの再利用を進めています。現在、完全にリサイクル18Kゴールド製なのは、“リフレクト”と“ムーンライト グレープ”の新デザインです。新しく造られたゴールドジュエリーの95%が再生素材ですが、来年には100%を達成予定です」
──どんな風に楽しんでもらいたいですか。
「どなたでも、どのブランドとミックスしても似合うので、気軽につけていただきたいですね。シルバーという親しみやすい素材をベースにしつつ格式高い。『格式高いシルバー』と呼べるのは、それだけの歴史やレジェンドを持ち合わせているから。手に取っていただければ、シルバーの持つ意味合いが変わると思います。ブランドの伝統やジュエリーの背景にあるストーリーに魅力を感じていただける方なら、きっと『ジョージ ジェンセン』とともに豊かな時間を過ごしてもらえることでしょう」
about GEORG JENSEN
1904年、ジョージ・ジェンセンがデンマークのコペンハーゲンに創業し、シルバーウェアメーカーとしてスタートしたラグジュアリーデザインブランド。創業当時から、ジェンセンは自身のデザインに留まらず、100名を超える様々なアーティストや建築家らと、ジャンルや文化背景の垣根を越えてコラボレーションを展開。アルネ・ヤコブセン、ザハ・ハディド、ジャクリーヌ・ラバンらとの逸品も。デンマークやスウェーデンの王室御用達としても知られる。
ジョージ ジェンセン 銀座本店
東京都中央区銀座6-8-19 VORT銀座miyuki st B1-2F
営業時間: 11:00~20:00(不定休)
YG=イエローゴールド
ジョージ ジェンセン ジャパン 03-6743-7006 https://www.georgjensen.com/ja-jp
【雑誌『marie claire』のPDFマガジンダウンロードページ】
©︎marie claire/photo: Wataru Yoneda(portrait)/ text: Jun Makiguchi
山口美穂
ジョージ ジェンセン ジャパンリンクを
コピーしました