格式高いシルバーで、日常を豊かに。山口美穂代表が「ジョージ ジェンセン」の魅力を語る
2022.11.24
創業以来、118年にわたり、「実用性と美の融合」をテーマに銀器、宝飾、生活用品などを手掛ける北欧屈指のラグジュアリーデザインブランド「ジョージ ジェンセン」。ブドウをモチーフにした伝統的でアイコニックなデザインに、現代的な解釈を加えたコレクション“ムーンライト グレープ”の新作が注目を集める今、進化し続けるブランドの魅力を山口美穂代表に伺った。
2022.11.24
創業以来、118年にわたり、「実用性と美の融合」をテーマに銀器、宝飾、生活用品などを手掛ける北欧屈指のラグジュアリーデザインブランド「ジョージ ジェンセン」。ブドウをモチーフにした伝統的でアイコニックなデザインに、現代的な解釈を加えたコレクション“ムーンライト グレープ”の新作が注目を集める今、進化し続けるブランドの魅力を山口美穂代表に伺った。
──「ジョージ ジェンセン」は、ジュエリーが富の象徴であった頃から、「日常を豊かにする芸術品を」と時代に先駆けた新しいスタイルを打ち出してきました。
「ジョージ・ジェンセンはシルバースミス(銀細工師)で、有名なアーティストでもありました。1904年、37歳の時に自分のブランドを作り、商人としてのセンスも発揮したフレキシブルな人でした。アールヌーヴォーを好み、花、果物、カエルなど自然へのオマージュに溢れたデザインを残しています。伝説のデザイナー、ヘニング・コッペルやアールデコのデザイナーとのコラボレーションも行う、多様性のある人物でした。素材の美や独創的なデザイン、卓越したクラフツマンシップはもちろん、創業者から受け継がれた精神もブランドの魅力です」
──「ジョージ ジェンセン」といえばシルバーです。
「シルバーは特別な素材でブランドのヘリテージと呼べるもの。受け継がれる職人技、彫刻的な要素、動植物をモチーフとした斬新で大胆な装飾、槌目や酸化仕上げなどによる美しい質感、さりげない宝石使いなどで独自のスタイルを確立しました。ゴールドジュエリーと同じデザインをシルバーに落とし込むことによって価格がリーズナブルになり、デイリーに使っていただける。お客様を限定しないところもこのブランドらしさだと思います」
about ムーンライト グレープ
“ムーンライト グレープ”は、ブランド伝統のブドウモチーフの現代版。「ブドウのモチーフは多く、シルバーウェアのカトラリーやゴブレット、ワインクーラーなど食器にも使われています。新しいコレクションは、1920年代のデザインからインスピレーションを受けたもの。約100年前から使い続けているモチーフです」と山口代表。
ジョージ ジェンセン ジャパン 03-6743-7006 https://www.georgjensen.com/ja-jp
【雑誌『marie claire』のPDFマガジンダウンロードページ】
©︎marie claire/photo: Wataru Yoneda(portrait)/ text: Jun Makiguchi
山口美穂
ジョージ ジェンセン ジャパンリンクを
コピーしました