「H＆M Studio」が、未来をテーマにした最新コレクションを発表。全38アイテムにサステナブル素材を使用！

ハイエンドなコレクション「H＆M Studio（ストゥディオ）」は、2022年秋冬コレクション「Neo Real（ネオ・リアル）」を発表した。テーマは、現実とファンタジーの境界線を曖昧にした、未来的ワードローブ。人類の驚くべき技術進歩を背景に、宇宙時代や火星進出のミッションからインスピレーションを受けたデザインだ。大胆なカラーパレットと流線形のシルエット、重力を感じさせない素材とアクセサリーなど、ミニマルで未来的なテイストが目を引く。

キャンペーンでは、異次元を巡る没入型の旅をイメージし、デジタルと物理的な次元の境界線を曖昧にする様子を表現。モデルを務めるのは、ロンドンを拠点にファッション、音楽、アートの世界で活躍するクィア・クリエーターのジョエル（Joel Palmer）とモデルのジョージア（Georgia Palmer）のパーマー兄妹だ。

また、「H＆M」はSDGsに力を入れており、全38種類のアイテムにサステナブルな素材を使用。厳しい環境基準をクリアした天然由来の素材や、使用済みプラスチック製品やプラスチックくずをリサイクルしたポリエステル樹脂、電子機器やジュエリーなどの生産過程で生じる不要となった鉱物資源のリサイクル亜鉛・真ちゅう ・スチールなどを利用している。2030年までにリサイクル素材やサステナブルな方法で調達された素材を100％使用する目標へと、また一歩近づいている。

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text:Tomoe Tamura