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「ジェンダーレス」な新作時計が続々発表。男女で共用できる、機能美と凛々しさ

ケース径36ミリのダイバーズも登場

ロンジンは今年、「ロンジン レジェンドダイバー」のアイコンシリーズからケース径42ミリの人気モデルに加え、36ミリのサイズも発表。文字盤やストラップがバーガンディーのものもあり、女性の 間で人気が出そう。もちろん男性がつけてもスポーティーな印象を演出することができるだろう。

ロンジン レジェンドダイバー
「ロンジン レジェンドダイバー」ロンジン/03-6254-7350

ティソの「シースター」からもケース径36ミリのウォータースポーツウォッチが出た。潜水時の防水性を高めるため、ケースが大ぶりになりがちだったが、それを小ぶりにすることで女性ファンの獲得も目指す。逆に男性には小ぶりなケースが新鮮に見えるという利点も。

ティソ シースター 1000 クォーツ 36mm
「ティソ シースター 1000 クォーツ 36mm」ティソ/03-6427-0366

通勤時、電車のつり革をつかむ女性の手元から、メカニカルなクロノグラフがのぞいていてハッとすることがある。何とも凜々しいのだ。そう、あの『SUITS/スーツ』に登場した女性の雰囲気。好みの腕時計を選ぶとき、「ジェンダーレス」の波は日本でもじわりと、しかし確実に広がっている。

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Profile

高橋直彦

『マリ・クレール』副編集長。女性の役職者と話していて、仕事へしていけるシックなデザインの腕時計が見つからないと相談されたことが何度かある。「女性用」というと装飾過多だったり、ファンシーだったりするものが多いのだとか。その点で、機能を重視したメカニカルな時計が女性に受け入れられ始めたのはいいことだと思う。「シェアウオッチ」というのも高額商品を購入するのにはよい口実になる。これから女性用の腕時計が面白くなりそうな予感!

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