アニヤ・ハインドマーチの最新作は、あの『ルックチョコレート』がモチーフ！

「日常のありふれたものを、まったくふつうではないものに仕立て上げる」 というアイデアから、30 年近く前に生まれたコレクション『アニヤ ブランズ』。お菓子からケチャップ、シリアルなど、有名メーカーのパッケージを眩いスパンコールでイブニングバッグに再現しているのが特徴だ。ユーモアとクラフツマンシップという、デザイナーのアニヤ・ハインドマーチが大切にしてきた2 つの要素を融合したこのコレクションは、ロンドンのヴィクトリア & アルバート博物館のパーマネント・コレクションに収められるアイテムも生み出した。ディナーに持って出かければ、カンバセーションピースになり、ギャラリーに出かければ、身に着けるアート・ピースといった趣を醸し出す。

そんな独創性溢れる『アニヤ ブランズ』が今回モチーフに選んだのが、今年デビュー 60 周年を迎える、不二家の 『ルックチョコレート』。同社協力により、デビュー当時のパッケージをベースとしたバッグを作り上げた。オリジナルは 4種類の味(バナナ、ストロベリー、キャラメル、コーヒー)が楽しめる、という点がチャーム・ポイント。アメリカのインダストリアル・デザイナー、レイモンド・ローウィが手がけたパッケージデザインは、今見ても新鮮だ。スパンコールと刺繍で表現した『ルックチョコレート』のバッグは、ひとつひとつ手作業で丹念に仕上げられていて、ラグジュアリーかつプレイフルなその存在感に、視線が集まること間違いなし。現在、「アニヤ・ハインドマーチ」各店舗およびオンライン・ストアにて販売中。

*本製品は『ルックチョコレート』の復刻盤デザインをもとに株式会社不二家の許諾を受け、 「アニヤ・ハインドマーチ」が製造。©2022 FUJIYA CO., LTD.