『ルイ・ヴィトン 果敢なるひと』──創業者ルイの生涯を描いた小説が発売

ルイの生誕200周年の記念に出版

ルイ・ヴィトンは、創業者ルイの生誕200周年を記念して「LOUIS 200」を2021年8月から展開中。今回の小説出版もその一環であり、日本語版の原本となったのはルイ・ヴィトンとガリマール出版社が昨秋に発表したキャロリーヌ・ボングラン著『Louis Vuitton, I’audacieux』である。

小説ではわずか14歳で一銭も持たず生家を出奔し、2年をかけてパリへとたどり着いたルイが、いかにして木箱製造と荷造り業に就き、自分の名を冠した店を成功に導いたかを追う。また、19世紀半ばの第二帝政期にあたるフランスや、当時大きく改造され変貌を遂げたパリの風景をいきいきと描写。無一文から夢を実現したルイの生涯を豊かに描き出す。

作者のキャロリーヌ・ボングランは「人が人生で築き上げるものは何であれ、勤勉、良識ある行動、堅固な価値観、勇気を土台としているのだとの気付きを、読者に与えることが出来れば幸いです」と述べている。

『ルイ・ヴィトン 果敢なるひと』は、税込価格6,270円で販売予定。ルイ・ヴィトン ストアおよび公式サイトでの取り扱いとなる。果敢に人生を生きたルイの姿を、物語を通してたどってみては。