【クリスチャン ルブタン】2027年春夏ウィメンズコレクション。ディタ・フォン・ティースを主役に迎えたショー『Eternal Youth』を披露

Fashion

2026.10.16

【クリスチャン ルブタン】2027年春夏ウィメンズコレクション。ディタ・フォン・ティースを主役に迎えたショー『Eternal Youth』を披露
クリスチャン ルブタンが、パリ ファッション・ウィーク期間中に、パリのシャトレ座にて2027年春夏ウィメンズコレクションを発表した。新たなクリエーションの源は、“グラマー(glamour)”の本来の意味とされる「魔法」や「魅惑」。

今回のショー『Eternal Youth』の舞台は、その「魔法」や「魅惑」をテーマにした幻想と現実が交錯する世界。国際的なパフォーマーであるディタ・フォン・ティースを主役に、女性の自己発見と変容、そして自らの力を受け入れる自由を、演劇的かつ幻想的なパフォーマンスを通して描き出している。
Index

シューズに導かれ、幻想と現実が交錯する世界へ

自信、解放、自由の象徴「ラ ピガール」

変容を遂げ、自らの物語を描く唯一の存在に

TWICE Jihyo、朝比奈彩など、ショーを楽しんだゲストたち


シューズに導かれ、幻想と現実が交錯する世界へ


『Eternal Youth』は、女性が自らを肯定することをたたえる物語。ヒロインであるディタ・フォン・ティースは、静かな悲しみが漂う世界に「白雪姫」を想起させる出でたちで現れ、やがて、ひとつのアイデンティティの中に共存する矛盾を体現したもう一人の自分と出会う。

そして、神話の物語に登場する試練のように、自己の中にあるふたつの異なる側面と対峙(たいじ)する旅が展開されていく。


『Eternal Youth』においてシューズは、女性を力づけるための手段であり、自己発見を促すきっかけであり、自己表現のための方法でもある、変化をもたらす存在。シューズを通して新たな可能性が生まれ、これまでとは異なる道が開かれていく。

自信、解放、自由の象徴「ラ ピガール」

『Eternal Youth』の中心にあるのが、クリスチャン ルブタンを代表する最もアイコニックなクリエーションのひとつ「ラ ピガール」。自信、解放、そして自由の象徴として、ヒロインに寄り添いながら、自分自身の声を信じ、自らの力を受け入れるよう促していく。

¥169,400

ラ ピガール ¥169,400

ディタ・フォン・ティースは、12センチのヒールと足元を繊細に横切るストラップが特徴的な「ラ ピガディータ」を、その分身となるもう一人のディタは、10センチヒールにレッドパテントのアーモンドトゥとオープンフロントのデザインが組み合わされた「ラ ピガリピープ」を着用。

ふたりの視覚的な違いを際立たせると同時に、アイデンティティや二面性というテーマを表現している。

ラ ピガディータ

ラ ピガディータ ¥196,900

ラ ピガリピープ

ラ ピガリピープ ¥196,900

ダンサーの足元を華麗に飾ったのは、「ラ ピガール」を象徴する伸びやかなラインとシャープなプロポーションを受け継いだ「ピガロシャトレ」や、狂騒の1920年代を象徴するダンサーたちから着想を得たモデル、オーバー・ザ・ニーのデザインが採用された「フリオット」だ。

ピガロシャトレ

ピガロシャトレ ※参考商品

フリオット

フリオット ※参考商品

パフォーマンスのクライマックスでは、このステージのために制作された「ラ ピガール」の巨大彫刻「デカダンス」が煙の中から出現。ディタ・フォン・ティースがその上に登って歌を披露する、煌(きら)びやかな演出が会場を盛り上げた。

Dita、dance、decadenceを組み合わせたネーミングが特徴的な「デカダンス」

Dita、dance、decadenceを組み合わせたネーミングが特徴的な「デカダンス」

また、おとぎ話や神話に登場する魔法の靴から着想を得たシューズも登場。

人を引きつける魅惑と情熱が持つ力を象徴する存在として登場したのは、マイケル・パウエルによる1948年の映画『The Red Shoes』からインスピレーションを得た「イニシア」。サテン、ストラス、オーガンザが用いられたモデルで、背面には繊細なレースのフリルがあしらわれている。

イニシア

イニシア

限界を超えて進む可能性を表現しているのは、映画『三銃士』に登場するミレディの反骨的な精神と、シャルル・ペローの『七里靴』に登場する伝説的なブーツを融合させた「ミーレディー」。

ミーレディー

ミーレディー

ヘルメスの翼のあるサンダルから着想を得た「アテネ」は、スピードと飛翔の神話をメゾンならではのクリエーションへと昇華したモデル。ラミネート加工が施されたパイソンに、メタル製の翼があしらわれ、日常の枠を超えて飛び立ちたいという願いを想起させるデザインになっている。

アテネ

アテネ

変容を遂げ、自らの物語を描く唯一の存在に

物語が進むにつれて、対立していたふたつの側面は次第に近づきひとつに融合。自分自身のあらゆる側面を受け入れ、周囲からの期待や投影、外部から与えられた定義から解放されたヒロインは、自らの物語を描く唯一の存在となる。


“グラマー”という言葉は単に外見を指すのではなく、人を魅了する力を表している。ひとりの人間が持つ複雑さや多面性を明らかにし、自己表現そのものを、自由を体現するものへと変える力なのである。

彼女が変化していく過程では、デザイナーのミスター・パールによるコルセット、スティーヴン・ジョーンズによるヘッドピース、そしてジョン・ガリアーノがデザインしたドラマティックなホワイトケープなど、数々の特別なコスチュームがその姿を彩った。

TWICE Jihyo、朝比奈彩など、ショーを楽しんだゲストたち

TWICE Jihyo © Sofia Malamute

TWICE Jihyo © Sofia Malamute

会場には、TWICE Jihyo、朝比奈彩、Cynthia Erivoをはじめとした各界を代表するゲストが来場。クリスチャン ルブタンが描く幻想的な世界と、唯一無二のパフォーマンスを楽しんだ。

朝比奈彩 © Sofia Malamute

朝比奈彩 © Sofia Malamute

Cynthia Erivo © Sofia Malamute

Cynthia Erivo © Sofia Malamute

Nagomi

Nagomi

Monako

Monako

text: Tomoe Tamura

クリスチャン ルブタン
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