〈左〉JS, sketch for the Tulips necklace, 1959, MAD、〈右〉Tulips Necklace, Jean Schlumberger for Tiffany & Co. 1959 The Tiffany Archives
1956年に「ティファニー」へ加わったジャン・シュランバージェは、「ティファニー」とジュエリーの世界に新たな創造性の時代をもたらした。
今回発表された取り組みの始動を記念し、「ティファニー」とパリ装飾美術館、バージニア美術館とのパートナーシップのもと、パリ・ファッションウィーク 2026 において展示会「鉛筆なしでは何も生まれません(I Am Only a Pencil)」が開催された。
会場には、ジャン・シュランバージェによる数多くのオリジナルデザイン画をはじめ、彼の創作プロセスや人生を物語るアーカイブ資料や写真、ジュエリー作品「ヘッジズ アンド フラワーズ 」ネックレス、「ジャスミン」ネックレス、「チューリップ」ネックレスなどを展示。「ティファニー」を代表する最も象徴的かつ普遍的なデザインのひとつである、「バード オン ア ロック」に焦点を当てた展示も展開された。
また、シュランバージェの親しい友人であり、園芸家・慈善家として知られるレイチェル・ランバート・“バニー”・メロンが所有していた、初期の「バード オン ア ロック」ブローチのひとつも特別公開された。ラピスラズリの上にたたずむアイコニックな鳥のモチーフがあしらわれた作品で、彼の豊かな創造性を象徴する貴重なクリエイションのうちのひとつだ。
本展示は、オリジナルデザイン画、アーカイブ資料、そして完成したジュエリー作品を一堂に集めることで、繊細な紙資料を未来へ受け継ぐことの重要性を示すとともに、それらを次世代へ広く伝えていく意義に光を当てている。そして、ジャン・シュランバージェの並外れた想像力が、これからも長く人々を魅了し、インスピレーションを与え続けることを目指している。