時計であり、ジュエリーであり、デザインオブジェでもある──。ブランパンから、新作メカニカルウォッチ「ブランパン Lady B」が登場。かつてメゾンを率いた先駆的な女性、ベティ・フィスターが生み出した「レディバード ブレット」を現代的に再解釈したタイムピースは、ブランパンの新たな歩みの始まりを告げる存在だ。

スイスの女性にまだ参政権が認められていなかった1933年、ブランパンのCEOとなったベティ・フィスター。女性として初めてスイスの時計メゾンを率いた彼女は、1956年に、当時量産された丸型機械式ムーブメントとして世界最小サイズを誇ったキャリバーR55を搭載した「レディバード ブレット」を発表。ジュエリーほどのサイズの中に本格的な時計製造を収めるという画期的なアイデアを形にし、女性用機械式時計の新たな価値を提示した。
「ブランパン Lady B」[ケース径19mm、自動巻]〈左から〉18Kレッドゴールド ¥2,420,000 、スティール ¥1,584,000(※ともにストラップ別売り)この秋登場する「ブランパン Lady B」は、そんなメゾンのレガシーを現代的に再解釈。可憐なフォルムにメゾンの時計製造の哲学を凝縮し、ジュエリーのように身につけられるタイムピースへと昇華させた。
ベティ・フィスター
ケースの厚さは13.2mm。磨き上げられた小石のように手のひらに収まる最大の特徴は、直径19mm、体積わずか2.9cm³という小さな球形ケース。スティールと18Kレッドゴールドの2種類のケースには、ポリッシュ、サテン、マイクロブラストと異なる仕上げを手作業で施した。あたたかみのあるベージュカラーのダイヤルにはあえて装飾をせず、素材と光そのものを生かしたミニマルなデザインに。細部に至るまで研ぎ澄まされた抑制の美学が光る。
ストラップのカラーは、ホワイト、ライトベージュ、ダークベージュ、バーガンディ、フューシャパープル、クラシックブルーの全6種を用意さらに、本体とストラップをつなぎ止めるラグを持たず、ストラップがケースを直接貫く構造を採用。ストラップは簡単に交換できるため、全6種の中からその日の装いや気分に合わせて自分らしいスタイルを楽しめる。
「ブランパン Lady B」を駆動するマニュファクチュール キャリバー615は、現代における最小クラスの自動巻き機械式ムーブメントのひとつ。直径15.7mmの中に180個もの部品を備える心臓部には自社製自動巻きキャリバー615を搭載。小ぶりなサイズでありながら、本格的な機械式時計としての性能も兼ね備えている。
「ブランパン Lady B」[ケース径19mm、自動巻]スティール ¥1,584,000(※ストラップ別売り)発売を記念して、10月17日(土)から25日(日)までの期間限定で、東京・原宿で展示会「ザ ブランパン レディバード レガシー」を開催。フレンド・オブ・ザ・ブランドの染色家、吉岡更紗氏が特別に制作したテキスタイルが彩りを添える会場には、メゾンが誇るタイムピースやアーカイブ資料、写真が展示され、ブランドの情熱と歴史を体感できる空間となっている。
ブランパンが培ってきた機械式時計の小型化の伝統と現代的なエレガンスが響き合う「ブランパン Lady B」。メゾンを象徴するコレクションに新章を刻む一本を、会場でぜひ確かめてみては。
text: Tomomi Suzuki
展示会「ザ ブランパン レディバード レガシー」
【会期】2026年10月17日(土)〜25日(日)
【会場】StandBy(東京都渋谷区神宮前5-11-1)
【時間】11:00〜19:00(18:30最終受付)
ブランパンhttps://www.blancpain.com/