エナメルのモチーフをセットした新作“アルハンブラ”は、メゾンに受け継がれる伝統とクラフツマンシップが集約された逸品。「ヴァン クリーフ&アーペル」の2人のキーパーソンに、コレクションに込められたメッセージや制作の背景を聞いた。
「創業者の一人であるエステル・アーペルの甥ジャック・アーペルは、“幸運になりたければ、幸運を信じなさい”と述べていました。1920年代のアーカイブには“アルハンブラ”の着想源である四つ葉のクローバーが既に登場しており、“幸運”はメゾンのアイデンティティとして、大切なキーワードとなっています。1968年に最初の“アルハンブラ”のロングネックレスが誕生して以来、純粋で調和のとれたラインを持つこのモチーフは、“幸運”の象徴としてメゾンを代表するアイコンへと成長。50年以上経った今も、人生に対するポジティブなビジョンを表現し続けています」とプレジデント兼CEOのカトリーヌ・レニエ氏。
四つ葉のクローバーを象ったエナメルモチーフを台座に組み込む作業工程
隅々まで丁寧に仕上げる最終研磨
10倍ルーペを用いて品質をひとつずつ検査カトリーヌ・レニエ/プレジデント兼CEO
20年以上にわたりさまざまなジュエリー&ウォッチメゾンでキャリアを築いた後、2003年、「ヴァン クリーフ&アーペル」に入社。2018年からリシュモン グループ内でCEOのキャリアを経験後、2024年より現職に就任。
ジャン・ビヤンネメ/インターナショナル マーケティング&コミュニケーション ディレクタ
フランスのジュエリーメゾンを経て、2008年に「ヴァンクリーフ&アーペル」に入社。2010年より現職でグローバルな職責を担う。