「ヴァン クリーフ&アーペル」の“アルハンブラ”から待望の新作が登場。色彩と輝きで魅せる幸運のモチーフ

Fashion

2026.09.01

「ヴァン クリーフ&アーペル」の“アルハンブラ”から待望の新作が登場。色彩と輝きで魅せる幸運のモチーフ

メゾンの卓越した職人技と進化“アルハンブラ”に宿るサヴォアフェール

エナメルのモチーフをセットした新作“アルハンブラ”は、メゾンに受け継がれる伝統とクラフツマンシップが集約された逸品。「ヴァン クリーフ&アーペル」の2人のキーパーソンに、コレクションに込められたメッセージや制作の背景を聞いた。

メゾンのDNAと新作に宿るクラフツマンシップ

「創業者の一人であるエステル・アーペルの甥ジャック・アーペルは、“幸運になりたければ、幸運を信じなさい”と述べていました。1920年代のアーカイブには“アルハンブラ”の着想源である四つ葉のクローバーが既に登場しており、“幸運”はメゾンのアイデンティティとして、大切なキーワードとなっています。1968年に最初の“アルハンブラ”のロングネックレスが誕生して以来、純粋で調和のとれたラインを持つこのモチーフは、“幸運”の象徴としてメゾンを代表するアイコンへと成長。50年以上経った今も、人生に対するポジティブなビジョンを表現し続けています」とプレジデント兼CEOのカトリーヌ・レニエ氏。



四つ葉のクローバーを象ったエナメルモチーフを台座に組み込む作業工程


パッドを使用して二重のビーズセッティングが施された地金に磨きをかける

エナメルを使用した今回の新作について語るのは、インターナショナル マーケティング&コミュニケーション ディレクターを務めるジャン・ビヤンネメ氏。「新たな“アルハンブラ”は、コレクションの永続的な美学に忠実ながらも、前例のない色と素材を披露しています。半透明のピンクのエナメルは、17世紀の“ルージュ ア ロール”として知られる着色プロセスにインスパイアされた技術で特別に開発されたもの。ピンクのニュアンスは、顔料ではなく、素材に微細なゴールドの粒子を配合することで実現。作品に幻想的な色彩と光の遊び心をもたらしています。また今回、最も研究開発に時間を要したのが、理想的なピンクの色合い。ゴールドの粒子の形状とサイズ、エナメルの配合濃度に左右される絶妙なカラーは、経験豊富な職人の専門知識により生み出されたもの。エナメルモチーフの制作から複雑なジュエリー加工、セッティングから研磨に至るまで、さまざまなサヴォアフェールが組み合わさることで、今回の新作が誕生したのです」

隅々まで丁寧に仕上げる最終研磨

10倍ルーペを用いて品質をひとつずつ検査

カトリーヌ・レニエ/プレジデント兼CEO
20年以上にわたりさまざまなジュエリー&ウォッチメゾンでキャリアを築いた後、2003年、「ヴァン クリーフ&アーペル」に入社。2018年からリシュモン グループ内でCEOのキャリアを経験後、2024年より現職に就任。

ジャン・ビヤンネメ/インターナショナル マーケティング&コミュニケーション ディレクタ
フランスのジュエリーメゾンを経て、2008年に「ヴァンクリーフ&アーペル」に入社。2010年より現職でグローバルな職責を担う。

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