【バーバリー】トレンチコートの軌跡をたどる展覧会を、ヴィクトリア&アルバート博物館で開催

Fashion

2026.08.06

【バーバリー】トレンチコートの軌跡をたどる展覧会を、ヴィクトリア&アルバート博物館で開催
バーバリーが創業170周年を記念し、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)で展覧会「The Burberry Trench: Crafting an Icon」を開催。ブランドのアーカイブとV&Aの希少な資料を通して、トレンチコートが英国を代表するファッションアイコンへと進化してきた歴史をひもとく。


英国の変わりやすい気候に対応する衣服を求め、創業者トーマス・バーバリーが考案したトレンチコート。軽さとやわらかな風合いに加え、耐久性・通気性・撥水(はっすい)性を兼ね備えたコットン・ギャバジンを使用した革新的な一着は、それまでのレインウェアの概念を一変させた。今回の展示では、実用服として誕生し、英国のタイムレスなラグジュアリーを体現する存在へと進化したトレンチコートの軌跡を紹介する。


会場となるのは、通常は一般公開されていないプリンス・コンソート・ギャラリー。かつて、V&Aの織物コレクションを収めたマホガニー製キャビネットが並んでいた、歴史ある空間にも注目したい。

最初の章となる「Invention (発明)」では、トーマス・バーバリーが発明したコットン・ギャバジンと、その素材がトレンチコートに用いられることで、高い機能性を備えたアウターとして広く求められる存在へと確立されていった歩みをたどる。


続く「Craft(クラフト)」では、トレンチコートを象徴するディテールにフォーカス。手作業で仕上げられる襟やハウスチェックのライニング、ストームフラップ、着脱式スロートラッチなど、優れた機能性を支える精緻(せいち)なクラフトマンシップに迫る。


最終章の「Creativity(クリエイティビティ)」では、ダニエル・リーやクリストファー・ベイリーによるデザインを含む、過去25年間のランウェイルック19着を展示。時代ごとに新たな解釈を重ねながら進化してきた、トレンチコートの多彩な表情を映し出す。

さらに、20世紀初頭のカタログや、ファッションデザイナーのハーディ・エイミスが着用したトレンチコートなど、ブランドのアーカイブから数多くの貴重な資料も初公開される。

会期は9月21日から2027年1月3日まで。本展は、2028年秋にヴィクトリア&アルバート博物館に開設される予定の「バーバリー・ギャラリー」に先駆けて開催されるもので、ブランドのヘリテージと革新性をあらためて感じられる貴重な機会となりそうだ。

text: Tomomi Suzuki

ザ・バーバリー トレンチ:クラフティング・アン・アイコン
【会期】2026年9月21日(月)〜2027年1月3日(日)

【会場】英 ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)サウス・ケンジントン内 プリンス・コンソート・ギャラリー

バーバリー公式サイト
https://jp.burberry.com/

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