時計は今、時を告げる道具を超え、感性を映すラグジュアリーへと昇華。トップウォッチメゾンの最新作から、アートのような職人技、ジュエリーライクな輝き、魅惑のブルーダイヤル、進化したスケルトンなど、注目のウォッチトレンドを厳選して、4回にわたってお届け。Part2では時計・ジュエリージャーナリストの本間恵子さんによる解説とともに注目のデザインをご紹介。
ここ数年、毎年浮上するウォッチトレンドに「ジェンダーレス」があるが、今年ほどはっきりとその傾向が現れたことはなかったのではないだろうか。もはやメンズ、レディスと分けて新作を打ち出すメゾンはほとんどなく、直径36~38ミリの男女ともに着けやすいサイズが数多く揃ったのは大きな特徴だ。
アイコンジュエリーのモチーフやディテールを受け継いだ優美なウォッチが今、改めて注目。ジュエリーとウォッチのコーディネートを楽しんだり、装いをトータルで彩る、メゾンならではの美意識が息づいて。
メゾンの伝統的な装飾技法“クル ドゥ パリ”のモチーフを纏わせ、“ベニュワール”のバングルモデルを再解釈。構築的で幾何学的なデザインが新しい魅力を引き立てて。
時計“ベニュワール”〈左〉[YG×ダイヤモンド、ケース24.6×19.3mm、クォーツ]¥10,824,000 〈右〉[YG、ケース24.6×19.3mm、クォーツ]¥3,841,200(ともにカルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)
©Cartier ©Valentin Abad
蛇のモチーフにスタッズのエッジを利かせた最新作。ゴールドとスティールが織りなす大胆な美しさで、アイコンウォッチをより現代的に刷新。
時計“セルペンティ トゥボガス スタッズ カプセル”[SS×YG×マラカイト、ケース縦35mm、クォーツ]¥2,453,000[9月発売予定](ブルガリ/ブルガリ・ジャパン)
ジャン・シュランバージェの名作ジュエリーから着想。ダイヤモンドが連なるXモチーフとマザーオブパールの文字盤が気品を添えて。
時計“Sixteen Stone by Tiffany”[WG×YG×ダイヤモンド×ホワイト マザーオブパール、アリゲーターストラップ、ケース径36mm、クォーツ]¥21,945,000(ティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
アシンメトリーなフローラルモチーフのダイヤモンドベゼルが優雅な輝きを放つ。卓越した時計技術とジュエリーの美が融合した一本。
時計“ルール・ドゥ・ディアマン”[エシカルWG×ダイヤモンド×マザーオブパール、ケース29.5×33.3mm、手巻き]¥12,155,000[参考価格](ショパール/ショパール ジャパン プレス)
ファインジュエリー「カラーブロッサム」の世界観を映したタイムピース。色彩豊かなストーンとモノグラム・フラワーを象ったケースが手元に映える。
時計“カラー ブロッサム”[RG×ホワイトマザーオブパール、カーフストラップ、ケース径26mm、クォーツ]¥1,771,000(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)