アイコニックな輝きを岡本多緒が纏う。「シャネル」が映し出す美しき瞬間

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2026.07.30

アイコニックな輝きを岡本多緒が纏う。「シャネル」が映し出す美しき瞬間

メゾンのコードに永遠に生きる、マドモアゼルの豊かな精神

1932年、マドモアゼル シャネルが生涯唯一発表したハイジュエリー コレクション「Bijoux de Diamants(」ダイヤモンド ジュエリー)。今日にも継承されるマドモアゼルの精神が息づくジュエリーの誕生のきっかけは、とある依頼から始まった。



亡くなるまでの30数年にわたりマドモアゼルが暮らしていた「リッツ・パリ」にて

1929年から3年間続いた世界大恐慌の時代、宝石市場は一気に景気が停滞。その市場回復を目指したロンドン ダイヤモンド商業組合が、“ダイヤモンドの新しい表現者”としてジュエリー制作をオファーしたのがマドモアゼル シャネルだった。彼女はそれに応える形で当時の宝飾業界の常識を覆す「Bijoux de Diamants」(ダイヤモンド ジュエリー)を完成させる。


1932年に開催されたハイジュエリーコレクション「Bijoux de Diamants」(ダイヤモンド ジュエリー)の展示会風景。会場はパリのフォーブル サントノーレ通りにあったマドモアゼルの自邸。当時、ヘアメイクやスタイリングを施したマネキンにジュエリーを着用させる立体的な展示手法は画期的で、来場者を驚かせた。また世界各国のメディアや上流階級の人々以外にも門戸を開き、20フランの入場料は慈善団体に寄付。クリエイションからプレゼンテーションまで、すべてが革新的だった

マドモアゼルがハイジュエリー コレクションのモチーフに選んだのは、星やコメット(彗星)、月や太陽、しなやかなリュバン(リボン)、軽やかなプリュム(羽根)、踊るようなフリンジ。その創造の源泉のほとんどは、彼女の幼少期の思い出に深く根ざしている。夜空に無限に広がる満天の星や、修道院の石畳に刻まれた星や月の形、それに太陽の紋章。一つ一つのモチーフに込められた思いは、女性たちに纏うことの楽しさを伝え、美の価値観を塗り替え、自由で生き生きとした毎日を送ることを後押しした。

当時発表された作品で唯一現存する、コメットをモチーフにしたダイヤモンドのブローチ

「私のジュエリーが、女性の思いやそのドレスと相容れなくなることは絶対にありません。私がデザインしたジュエリーが形を変えられるのは、ドレスも変化するから」。そう語ったマドモアゼル シャネル。現代を生きる私たちにも、数々のクリエイションや輝きを通してインスピレーションを与え続けてくれている。


現在、パリ・ヴァンドーム広場18番地にあるシャネル ファイン ジュエリー 本店の上階に、ハイジュエリーの工房を構える。高い職人技を持つエキスパートが集結

お問い合わせ先
シャネル カスタマー ケア センター tel: 0120-525-519

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